任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」(NDS)が12月2日、発売された。都内の複数の量販店では、発売を待ちわびたファンが前夜から長い列を作った。
新宿西口のヨドバシカメラ本店前には、師走の冷え込みの中、100人あまりが列を作り、午前6時50分からの販売を待った。日本人の学生やサラリーマンに加え、グループで並んでいる中国人や台湾人など外国人の姿も目立った。
一番乗りは、日付が変わるころから並んでいたという。10番目に並んでいた都内の専門学校生(20)は、0時30分から待っていたと話す。
列の中には予約済みの人も。同店では、予約済み専用の特設カウンターを店外に設置し、予約なしの人よりも少ない待ち時間で購入できるよう配慮した。
トップで購入したのは都内の大学生(19)。NDSは予約したが、いち早くゲットしようと5時20分から並んだ。「ニンテンドーワールド Touch! DS」で実際に触ってみて、欲しいと思ったと話す。買ったゲームは「きみのためなら死ねる」。大学に向かう電車の中で早速プレイするという。
ちなみに記者は、7時10分ころから列に並び、7時30分ころに購入できた。7時30分になっても数十人が並んだ状態で、列がとぎれることはなかった。
店員によると、よく売れているタイトルは「スーパーマリオ64DS」「さわるメイドインワリオ」「ポケモンダッシュ」「きみのためなら死ねる」。同日は、このほか「ミスタードリラーDS」などが発売されている。
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