有料オンライン音楽サービスの認知度はAppleのiTunesとNapsterが肩を並べるが、ブランドとしての知名度はNapsterの方が上――。調査会社Ipsos-Insightが12月7日発表した米国のデジタル音楽利用状況についての調査でこんな結果が出た。
それによると、米国で音楽ダウンロードを利用している12歳以上のユーザーがまず頭に浮かぶのは、Napster 2.0とiTunesがそれぞれ20%でトップだった。しかし各ブランドを並べて知っているものを挙げてもらったところ、Napster 2.0の認知度が79%だったのに対し、iTunesは46%にとどまった。
このほかのサービス認知度は、RealPlayer Music Store (41%)、MusicMatch (36%)、RealOne RadioPass (31%)、MTV.com (31%)、Walmart.com (30%)の順となっている。
音楽をダウンロードしたことのあるユーザーは、音質、価格、セレクション、値ごろ感、サービス内容を重視していることも判明。半面、サイトの雰囲気や、ほかのユーザーとお薦め情報などを交換できることはそれほど重視されていなかった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR