シャープは12月9日、独家電メーカーLoeweに、最大20億円の追加出資を行うと発表した。欧州での液晶TVの開発体制を強化する。
Loeweが12月15日から30日まで既存株主に対して行う280万株の新株公募のうち、230万株を上限とする株式引き受けに合意した。追加出資額は最大1500万ユーロ(約20億円)。出資比率は8.9%から最大29%までアップし、筆頭株主になる予定だ。
シャープとLoeweは来年1月、Loewe社内に「欧州液晶テレビ開発センター」を設立。液晶TVと周辺機器の開発を強化する。欧州市場のニーズに合ったTVの開発や、ハイエンドモデルのLoeweへの生産委託なども行う。
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