米Napsterは2月3日、携帯音楽プレーヤーで利用できる会員制サービス「Napster To Go」を正式発表した。これに対応したソフトの新版「Napster 3.0」も同時リリースしている。
「世界初の携帯版サブスクリプションサービス」をうたったNapster To Goでは、月額料金14.95ドルで、100万曲あまりのカタログから好きなだけ、楽曲を対応のMP3プレーヤーに転送できる。
「ダウンロードオンリーの音楽ストアはこれに比べると古くさく見える」とリリースでは紹介。クリス・ゴログ会長兼CEOも「ダウンロードごとに料金を支払うiTunes方式に比べ、Napster To Goは限りなく買い得で、はるかにエキサイティングだ」と、AppleのiTunesに真っ向から対抗する談話を載せている。
Napsterは販促費用に3000万ドルを投じ、MP3プレーヤーのメーカーであるCreative、Dell、iriverと共同でキャンペーンを展開。2月6日のスーパーボウルでCMを流すほか、対応のMP3プレーヤーに「Works with Napster To Go」の新しいロゴを表示して、消費者がひと目で分かるようにする。対応プレーヤーはCreativeの「Zen Micro」、Dellの「Pocket DJ」、iriverの「H10」およびSamsungなど各社のPortable Media Center。
Napster 3.0では新機能として、携帯サービスに対応した「Playlists To Go」を提供。自分が作成した50曲までのプレイリストをワンクリックで携帯プレーヤーに転送できる。
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