キャリア女性――つまり20歳代から30歳代を中心としたキャリア志向の強い女性ユーザーが日本でもっとも評価しているブランドは、「ソニー」という。
ブランド専門の調査・コンサルティングを手がける日本ブランド戦略研究所は2月4日、「Cafeglobe.com」と共同で実施した「キャリア女性によるブランド調査」の結果を発表した。同調査は、2004年12月に実施したもので、インターネットを使って5381の有効回答を得た。
調査では、キャリア女性の関心が高いと思われる有力なブランド250をセレクト。「認知」「好感」「優位」「購入意欲」「愛着」という5つの視点から評価した。その結果、各項目の得票を指数化した総合得点でトップに立ったのは「ソニー」。二位は「伊藤園」、三位が「明治製菓」という。
項目別に見ていくと、認知度がもっとも高い(知っている)ブランドの項目では「資生堂」がトップで、90.7%の女性が「よく知っている」と回答している。また、「好感度」の項目では、「伊藤園」が一位。「とても好感が持てる」(54.4%)と「少し好感が持てる」(37.4%)を合わせ、9割以上の支持を集めた。
一方、「優位性」(製品、ブランドが優れているか)では、ソニーが首位だ。55.4%が「とても優れている」と答えた。また、製品の購入意欲でも46.8%が「ぜひ購入したい」と回答している。
各項目を指数化したスコアとランキングトップ10は下記の通り。
順位 | ブランド | スコア |
---|---|---|
1位 | ソニー | 356.2 |
2位 | 伊藤園 | 349.4 |
3位 | 明治製菓 | 347.8 |
4位 | カゴメ | 347.2 |
5位 | 無印良品 | 346.0 |
6位 | キリンビール | 341.0 |
7位 | リーバイス | 332.3 |
8位 | ワコール | 328.8 |
9位 | サントリー | 328.3 |
10位 | パナソニック | 326.9 |
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