インフォプラントが運営するインターネットリサーチサイト「C-NEWS」は2月7日、メモリカードに関するアンケート調査の結果を発表した。調査対象は、メモリカードを利用している15歳以上のインターネットユーザー300人。
これによると、メモリカードの利用状況は、デジタルカメラが8割半ば、PCが6割半ば、携帯電話が5割弱。またデジタルビデオカメラについては所有者が少なく2割弱という結果だったが、今後の予想として6割半ばの人が「利用が増えそう」と回答している。
PCで利用頻度が高いメモリの種類は、USBフラッシュメモリが最多で3割強、次いでSDメモリーカード(2割半ば)だった。使っているメモリカードを選んだ理由(複数回答形式)は、「持ち歩くのに便利だから」「価格が安かったから」「適度な記憶容量だったから」などが多かった。
携帯電話で利用頻度がもっとも高いメモリカードではSDカードが8割強を占めた。次いで多いメモリースティックでも1割半ばで、SDカードが圧倒的な差をつけた。
デジカメで利用頻度が高いメモリカードは、SDカードが3割半ばでトップになり、スマートメディア(2割強)、コンパクトフラッシュ(2割)が続いた。選んだ理由(複数回答形式)は、「本体購入時に付属していたから」(4割強)、「そのカード以外には対応していないから」(ほぼ3割)など。
デジタルビデオカメラでもっとも利用されているカードは、SDカードで5割弱。選んだ理由は「本体購入時に付属していたから」「メーカー・ブランドが気に入ったから」「価格が安かったから」など。
メモリカードを利用していて不満に思うことが「ある」人は3割弱で、具体的な理由としては「転送速度が遅い」「価格が高い」「規格が多すぎて、共有できない」などが挙げられた。
「現在、もっとも欲しいと思うメモリカード」と、その理由を答えてもらったところ、SDカードでは「対応機器が多い」「コンパクト」など、USBフラッシュメモリでは「大容量」「接続が便利だし、使いやすい」など、メモリースティックでは「携帯と共有したいので」などの意見が目立った。
メーカーへの期待としては「強度の強化」「大容量で安いもの」「規格を統一して欲しい」などが多かった。
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