ソニーマーケティングは2月23日、スクウェアボディに2.5インチ液晶を搭載したサイバーショットWシリーズ「DSC-W5」「DSC-W7」を発表した。DSC-W5は3月11日、DSC-W7は3月18日から発売する。価格はオープンプライスで、実売価格はDSC-W5が4万円前後、DSC-W7が5万円前後の見込み。
両製品は昨年4月に発表されたDSC-W1の後継となる製品で、光学3倍のカールツァイス「バリオテッサー」レンズや画像処理システム「Real Imaging Processor」、2.5インチの大画面液晶などといった特徴はそのままに細部のブラッシュアップが図られたほか、DSC-W7の画素数は有効710万画素に強化された(DSC-W5の画素数はDSC-W1と同じく有効510万画素)。
液晶はDSC-W1と同じ大型2.5インチながら、よりコントラストが高められ鮮やかな色彩を表現できるようになったほか、「LRコート処理」が施されて映り込みが少なくなったという。視野角もより拡大され、ローアングル撮影時や“みんなで撮影した画像を楽しむ”というシチュエーション時における利便性向上を図っている。
本体サイズは91(幅)×32.9(奥行き)×60(高さ ミリ)。夜景/夜景&人物/風景/ソフトスナップ/キャンドル/スノー/ビーチの各シーンセレクト機能を備える。単3型ニッケル水素電池で最大約420枚(DSC-W5)/約380枚(DSC-W7)の撮影が可能なほか、DSC-W1と同じく単3形アルカリ乾電池も利用できるので、旅先などでの不意なバッテリー切れにも対応できる。
起動時間は約1.3秒、撮影間隔は約1秒。VGAサイズ/30fpsの動画が撮影できる機能「MPEGムービーVXモード」も搭載している。ボディカラーは、DSC-W5がシルバーとブラックの2色、DSC-W7はシルバーのみ。本体には32Mバイトの内蔵メモリを備えており、VGAサイズならば約200枚の撮影が可能だ。
豊富なオプションも用意。レンズとしてはDSC-W1と同じくワイドコンバージョンレンズ「VCL-DH2630/VCL-DH1730」、ワイドコンバージョンレンズ「VCL-DH0730」が利用できるほか、アダプターリング「VAD-WA」、偏光フィルター「VF-30CPK S」、NDフィルター「VF-30NK」、特殊効果フィルター「VF-30SC」も利用できる。
そのほか、新たに水深40メートルまでの潜水が可能なマリンパック「MPK-WA」とキャリングケース「LCS-WD」、2.5インチ液晶専用保護シート「PCK-L25」も用意された。価格はMPK-WAが2万4150円、LCS-WDが2940円、PCK-L25が945円。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR