ハーマンインターナショナルは、密閉型のノイズリダクションヘッドフォン「K28NC」を5月上旬発売する。オーストリアに本拠を置くAKG Acousticsが開発したもの。ノイズリダクションフィルター部を別きょう体にすることで、ヘッドフォン本体の軽量化を図った。価格はオープンプライス。
密閉型ヘッドホンの採用とノイズリダクション・フィルター回路の働きで騒音を低減する仕組み。ハウジングに内蔵された小型マイクロフォンが周囲の騒音を収集し、ノイズフィルター回路でその信号の位相を反転。音楽信号に重ねて騒音成分だけを相殺する。
その効果は、1.5kHz以上の周 波数帯で最大ー25dB、1.5kHz未満の周波数帯で最大ー15dB。「地下鉄やバスなどの車内や飛行機の機内など、騒がしい環境の中でも普段通りの音量で音楽を楽しむことができる」(同社)。
ステレオミニ端子のほか、ステレオ標準ヘッドフォン端子と航空機内デュアルミニヘッドフォン端子に対応するアダプタを付属する。電源は単4乾電池もしくは単4型の充電池で、約40時間の連続使用が可能だ。そのほかの主な仕様は下記の通り。
製品名 | AKG K28NC |
---|---|
タイプ | ダイナミック密閉型 |
周波数特性 | 12Hz〜28KHz |
重量 | 73グラム(ヘッドフォン本体、ケーブル除く) |
サイズ | 130(幅)×160(高さ)ミリ(ハウジング径50ミリ) |
ケーブル長 | 1.8メートル |
電源 | 単4乾電池もしくは単4型充電池 |
付属品 | 航空機内用プラグアダプタ、標準プラグアダプタ、キャリングポーチ、単4乾電池×1本 |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR