ドイツの電機メーカー大手Siemensは4月8日、米国のソフトウェア会社Myrioを買収する契約を結んだと発表した。Myrioはホームエンターテインメント向けソリューションのミドルウェアおよびアプリケーションを専門としている企業で、この買収によりSiemensはこの分野に向けた製品およびサービスを拡充できるとしている。
Myrioは、IPでブロードバンド接続されたセットトップボックスで動作するクライアントソフトとサービス提供側で動かすサーバソフトウェアの両方を結び、問題なくビデオ映像を送受信できるようにするミドルウェアを開発、提供している。
Myrioの社長兼CEOのクリス・コールズ氏は「Siemensとは既に2年以上、共同で販売、開発を行っており、SiemensのブロードバンドIPネットワークでサービスプロバイダー中心のアプリケーションを構築するうえで、今回の契約は論理的に見て自然な流れだ」と述べている。
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