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国内デジタルテレビ市場は今後も高成長へ

» 2005年04月26日 17時38分 公開
[ITmedia]

 IDC Japanは4月25日、国内デジタルテレビ市場の動向予測を発表した。液晶テレビの2004年国内出荷台数は約260万台で、世界液晶テレビ市場の32.7%を占めた。今後は年平均36.0%成長し、5年後の2009年には出荷台数が1209万台に達すると予測している。

 一方、プラズマテレビの2004年国内出荷台数は約35万台。今後は年平均成長率26.6%で推移し、2009年の国内出荷台数は約114万台と予測した。

 画面サイズ別の出荷動向については、全体的に大型化が進行するだろうという。同社の鈴木久美リサーチマネージャーは「消費者の薄型テレビ志向、大画面志向は強く、国内のデジタルテレビ市場は今後も高い成長を続ける」とみる。その上で「デジタル化、ネットワーク化の進展に伴い、テレビはこれまでのPCの要素を徐々に取り込み、"家電を擬態するPC"とも呼べる存在になっていく。PC事業をもつ家電メーカーは、コンシューマーPC部門とデジタル家電部門の有機的連携を図れるよう社内体制整備を進める時期に来ている」と分析している。

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