ITmedia NEWS > 速報 >

Mozillaで修復済みの脆弱性、Netscapeブラウザは未対応

» 2005年04月27日 09時42分 公開
[ITmedia]

 NetscapeのNetscape Extension 2におけるGIF画像取り扱いで、不正なユーザーによりシステムを乗っ取られる脆弱性が存在することが判明した。GIFファイルの取り扱い時の境界エラーにより、特殊なGIFファイルによってバッファオーバーフローが引き起こされる可能性がある。セキュリティ対策企業のSecuniaの報告によれば、危険度は5段階中の4番目。

 GIF画像処理の脆弱性は、MozillaおよびFirefoxでも報告されているが、これらはバージョン1.0.2へのアップデートで修復されている。

 Netscapeブラウザのバージョン7.2および6.2.3で問題が確認されており、ほかのバージョンでも問題が生じる可能性があるという。Secuniaは、Netscape以外のブラウザを使用することを推奨している。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.