Apple Computerが8月上旬にiTunes Music Store(iTMS)を日本でも提供し始めると6月7日に報道された件について、同社の日本法人であるアップルコンピュータは「Appleとしてコメントを出した事実はなく、報道についてはコメントできない」と述べた。
報道では、日本国内の主要レコード会社が日本版iTMSに楽曲を提供し、スタート時から50万〜100万曲の楽曲を取りそろえるとされている。楽曲を提供すると見込まれているレコード会社として、東芝EMI、コロムビアミュージックエンタテインメント、エイベックスの名が挙げられている。
東芝EMIはこの件について「アップル側から提案を受けて話はしているが、具体的な話ができる状態ではない」と述べたほか、エイベックスも「iTMSについてアップル側と協議をしているのは事実。しかし、楽曲を提供するかを含め、開始時期や価格などについては一切決定していない」としている。
また、同報道の中で条件面での合意がなされていないとされたソニー・ミュージックエンタテインメントも「アップル側から提案を受けて、協議をしているのは事実。しかし、具体的な話をできる状態ではない」と他社と同じ状態であるとしたほか、「(音楽配信サービスの)間口を広げる意味もあるので、iTMSの登場は歓迎したい」とコメントしている。
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