NTTブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)は7月12日、NTT東西地域会社とNTTドコモが運営する無線LANアクセスポイントの一部を譲り受け、同社スポットと統合運用すると発表した。
NTT東西の「フレッツ・スポット」、NTTドコモの「Mzone」と、NTTBPの「無線LAN倶楽部」が共通でサービス展開しているエリアで、アクセスポイントを順次統合して運営を効率化する。
フレッツ・スポットとMzoneは従来通りサービスを継続するが、無線LAN倶楽部は12月をめどに終了する。無線LAN倶楽部ユーザには、他サービスに乗り換えてもらうよう案内する。
各社の現在のアクセスポイント数とユーザー数は以下の通り。
社名 | サービス名 | ユーザー数 | アクセスポイント数 |
---|---|---|---|
NTT東 | フレッツ・スポット | 非公表 | 約400 |
NTT西 | フレッツ・スポット | 約6万5000人 | 約3000 |
NTTドコモ | Mzone | 数千人 | 約1400 |
NTTBP | 無線LAN倶楽部 | 約5000人 | 約1200 |
NTTBPは来年以降、グループのアクセスポイント構築や運用に専念。2006年度末まで新たに、全国約7000のアクセスポイントを構築するとしている。
これに合わせてNTT西とNTTドコモは、NTTBPの発行済み株式の60%をNTT東から譲り受けた。NTT BPの株主はNTT東(持ち株比率40%)、NTT西(同30%)、NTTドコモ(同30%)の3社となった。
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