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NTTグループ、無線LANを一部統合 「無線LAN倶楽部」は終了

» 2005年07月12日 15時11分 公開
[ITmedia]

 NTTブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)は7月12日、NTT東西地域会社とNTTドコモが運営する無線LANアクセスポイントの一部を譲り受け、同社スポットと統合運用すると発表した。

 NTT東西の「フレッツ・スポット」、NTTドコモの「Mzone」と、NTTBPの「無線LAN倶楽部」が共通でサービス展開しているエリアで、アクセスポイントを順次統合して運営を効率化する。

 フレッツ・スポットとMzoneは従来通りサービスを継続するが、無線LAN倶楽部は12月をめどに終了する。無線LAN倶楽部ユーザには、他サービスに乗り換えてもらうよう案内する。

 各社の現在のアクセスポイント数とユーザー数は以下の通り。

社名 サービス名 ユーザー数 アクセスポイント数
NTT東 フレッツ・スポット 非公表 約400
NTT西 フレッツ・スポット 約6万5000人 約3000
NTTドコモ Mzone 数千人 約1400
NTTBP 無線LAN倶楽部 約5000人 約1200

 NTTBPは来年以降、グループのアクセスポイント構築や運用に専念。2006年度末まで新たに、全国約7000のアクセスポイントを構築するとしている。

 これに合わせてNTT西とNTTドコモは、NTTBPの発行済み株式の60%をNTT東から譲り受けた。NTT BPの株主はNTT東(持ち株比率40%)、NTT西(同30%)、NTTドコモ(同30%)の3社となった。

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