CEATEC JAPAN 2005:
パイオニア、50V型フルHDプラズマを「ドイツW杯までに」投入
薄型テレビからDVDレコーダー、カーナビゲーションまで幅広く手がけるパイオニアブースでは、参考展示の50V型フルハイビジョン対応プラズマテレビが注目を集めている。
この製品は1920×1080の解像度(1080i)を持つフルハイビジョン対応プラズマテレビ。サイズだけを取りあげれば、同社は2004年10月に61V型のプラズマディスプレイモニター「PDP-615PRO」を販売開始しているが、この展示製品はフルHD対応としては同社最大サイズとなる(PDP-615PROは1365×768)。
すでに製品化へ向けた検討が進められており、「2006年のサッカー ワールドカップドイツ大会にあわせて市場へ投入したい」と、2006年の夏商戦に投入される見込みだ。なお、プラズマテレビ製品全般のフルHD化については「市場の動向を見ながら検討したい」と慎重な姿勢を見せている。
Blu-ray Discに関する展示も行われている。ベアドライブのメーカーとしても有名な同社らしく、BD-R/RE、DVD±RW、DVD-R DL、DVD+R DLの書き込みならびに、BD-ROM/DVD-ROMの読み込みに対応したビデオレコーダー向け光学ドライブ「BDR-R01RZ」と、それを搭載したBDプレーヤー/レコーダーも参考展示されていた。
ドライブに搭載されている光ピックアップならびにトラバースメカも自社製で、書き込み速度はDB-R/REが2倍速、DVD±RWが4倍速、DVD-R DLが2倍速、DVD+R DLが2.4倍速。同社ではBD-ROMプレーヤーとDB-R/REレコーダーの商品化も計画しており、プレーヤーは2006年初頭に市場へ投入される見込み。ブースに展示されていたプレーヤーとレコーダーはいずれも自社製ドライブを搭載しているほか、レコーダーには地上/BS/110度CSの3波対応デジタルチューナーが搭載されている。
カーナビやディスプレイ関係の展示も豊富だ。先日発表されたワンセグ対応地上デジタルTVチューナー「GEX-P7DTV」のほか、東北パイオニアが中心で開発を進めているOLED(有機ELディスプレイ)については、2.4インチという大画面のデバイスを搭載した小型DVDプレーヤーが展示されている。
搭載されているOLEDは画素ピッチ0.15ミリ、パネル厚 1.615ミリ(偏光板含む)、RBG64階調、150カンデラなどのスペックを持ち、寿命は1万5000時間。消費電力は350ミリワット。製品としての開発はすでに完了しており、携帯電話や携帯ゲーム機向けに採用を働きかけている段階だという。OLEDというと液晶に比べて寿命が短いという印象だが、同社では「すでに2万5000時間は目標可能な時間として見えた。さらに長寿命化をはかることもできるはずだ」としている。
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