オリンパスイメージングは10月4日、小型ボディに有効800万画素のCCDを搭載したコンパクトデジタルカメラ「CAMEDIA SP-350」を10月下旬より販売すると発表した。価格はオープン。
新製品はHR(High Refractive index:高屈折ガラス)レンズを採用した新開発のレンズユニットと1/1.8インチ 800万画素CCDをコンパクトなボディに搭載し、小型機ながらも本格的な撮影が楽しめるモデル。
レンズユニットはHRレンズに3枚の非球面レンズを組みあわせており、光学3倍(35ミリ換算で38〜114ミリ)のズーム機能を備える。5倍のデジタルズームも併用可能で、最大15倍までのズームが行える。本体背面には2.5インチという大型液晶を備えるほか、光学ファインダーもあわせて備える。ホットシューも用意されており、外部フラッシュが装着可能だ。
露出とフォーカスについて幅広い設定が行えるのも特徴。露出については「絞り優先オート」「シャッター優先オート」によって絞りとシャッター速度を任意に設定できるほか、フォーカスについては143点のポイントからフォーカスポイントが選択できる「AFターゲット選択機能」を備えており、撮影者の意図をよりダイレクトに受け止めることができる。RAW出力機能も備える。
撮影モードにはオート/マニュアルなどのほか、ポートレート/スポーツ/ガラス越しなど24種類のシーン別撮影モードを備える。本体は防水プロテクタ「PT-03」に対応しており、撮影モードにも水中ワイド/水中マクロといったユニークなものが用意されている。
記憶メディアにはxDピクチャーカードを使用し、約25Mバイトのメモリも内蔵する。付属リチウム電池「CR-V3」で約510枚の撮影が可能(CIPA規格)なほか、単三形アルカリ電池を使用することもできる。QuickTime Motion JPEG形式の動画も撮影可能だ。本体サイズは99.5(幅)×65(高さ)×35(奥行き)、195グラム(本体のみ)。
別売アクセサリとして、新開発のテレコンバージョンレンズ「TCON-17F」とワイドコンバージョンレンズ「WCON-07F」も用意され、装着することで約200ミリ/約27ミリ(いずれも35ミリ換算)の望遠/広角撮影も行える。
CAMEDIA SP-350の主な仕様は以下の通り。
製品名 | CAMEDIA SP-350 |
---|---|
撮像素子 | 1/1.8インチ 有効800万画素CCD |
記録画素数(静止画) | 3264×2448(RAW)、3264×2176、2592×1944、2288×1712、2048×1536、1600×1200、1280×960、1024×768、640×480 |
記録画素数(動画) | 640×480(30fps)、640×480(15fps)、320×240(30fps)、 320×240(15fps |
レンズ | 8.0〜24.0mm(35ミリ換算 38〜114mm)、F2.8〜F4.9 |
電子ズーム | 5倍 |
測光方式 | デジタルESP測光、スポット測光、中央重点測光 |
シャッタースピード | 15秒〜1/2000秒 |
感度 | ISO 50/100/200/400相当、オート |
液晶ディスプレイ | 2.5インチTFT |
記録メディア | xDピクチャーカード |
サイズ | 99.5(幅)×65(高さ)×35(奥行き)、195グラム(本体のみ) |
電源 | リチウム電池(CR-V3)/単三形アルカリ電池/単三形ニッケル水素電池 |
発売時期 | 10月下旬 |
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