ITmedia NEWS >

見る者をア然とさせる衝撃サスペンス――「フォーガットン」新作DVD情報

» 2005年11月02日 08時41分 公開
[本山由樹子,ITmedia]

フォーガットン

photo
MOTION PICTURE (C) 2004 REVOLUTION STUDIOS DISTRIBUTION COMPANY,LLC ALL RIGHTS RESERVED.

 愛息の事故死を巡る謎に、母親がたったひとりで奔走! 全米初登場No.1を記録した予想不可能なサスペンス・スリラー。

 9歳の息子、サムを飛行機事故で失ってから14カ月。テリー(ジュリアン・ムーア)の悲しみは、夫ジム(アンソニー・エドワーズ)の気づかいや、精神科医のマンス(ゲイリー・シニーズ)のカウンセリングでも癒すことができない。そんなある日、思い出の写真からサムの姿が消え、ホームビデオにもサムの姿だけ消去されていることに気づく。パニックに陥るテリーに、夫は「息子など最初からいなかった」と言い切り、マンスは「流産のショックから君が生み出した想像上の家族だ」と説明する。納得のいかないテリーは同じ飛行機事故で子供を亡くした元アイスホッケー選手の家を訪ねるが、酒浸りの彼は「自分に子供はいないと」と主張する。だが、テリーはそこで壁紙の下に子供たちの落書きを発見し……。果たして、子供と過ごした記憶は偽物なのか?

 テリーが悲しみに暮れる姿から始まる導入部はシリアスなドラマ調。ところが、写真から子供の姿が消えたときから、ジェットコースター級のサスペンス劇がゴロゴロと展開していく。息子が生きているでは? 後半はそんな思いを抱き始めたテリーの決死の捜索劇を中心に、巨大組織の存在や挙動不審な人物が暗躍。そしてラストは「ありえない!」と絶叫したくなるほどの、衝撃の大どんでん返しが待ち受ける。「シックス・センス」「サイン」のM.ナイト・シャマラン監督作品を彷彿させるミステリーを堪能してほしい。

 「めぐりあう時間たち」の演技派、ジュリアン・ムーアが我が子の存在を疑わない母親を熱演。共演は「アポロ13」のゲイリー・シニーズ、「ER 緊急救命室」のアンソニー・エドワーズ。

 特典には未公開シーンやメイキングのほか、劇場版とはちがった別エンディングも収録しており、本編 の結末と見比べてみるのも面白い。

関連サイト:http://www.forgotten.jp/site/main.html(公式サイト)

この作品を購入したい→amazon.co.jp


フォーガットン
発売日 2005年11月2日
価格 3990円
発売元 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
販売元 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
スタッフ 監督:ジョセフ・ルーベン/脚本:ジェラルド・ディペゴ
出演 ジュリアン・ムーア、ゲイリー・シニーズ、ドミニク・ウェスト、アンソニー・エドワーズ
上映時間 91分(本編)
製作年度 2004年
画面サイズ ビスタサイズ・スクイーズ
ディスク仕様 片面2層
音声 (1)ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 (2)ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 (3)コメンタリー
特典 監督と脚本家によるコメンタリー/撮影の舞台裏/メイキング/未公開シーン集/オリジナル劇場予告編集/もう1つのエンディング

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.