Samsung Electronicsは既存のサービスと競合するオンライン音楽ストアは計画していないことを11月7日、明らかにした。ちょうど1週間前に同社幹部が韓国の記者に対し、Samsungがこのようなサービスの立ち上げを検討していると話していたとされているが、今回、その発言の真意が明らかになった。
「Samsung Electronicsは当社の製品に対する顧客体験を改善することに関心を持っているが、AppleのiTunes Music Storeと対抗しようという意図は持っていない」とSamsungの広報担当者、クウォン・ヒョスン氏は述べた。
1週間前、Samsungのデジタルメディアビジネス担当プレジデントのチョイ・ジースン氏の談話が韓国の記事として伝えられた。この記事によると、Samsungではオンライン音楽ストアを既に開発中で、複数のパートナー企業とこのサービスに取り組んでいるという。
また、先週の水曜日(11月2日)、Samsungの北米地区を担当するPR会社の担当者が、Samsungでは自国以外で音楽ストアを展開するつもりだと話している。
Samsungは7日、チョウ氏が意図していたことが誤解されているとして今回、改めてコメントした。実際のところ、同社における業務はユーザーインタフェースの改善であり、Samsungはコンテンツ開発などのバックエンドサービスを行うことはない、とクウォン氏は語った。
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