デノンは11月11日、テーブルトップ型DJプレイ用CDプレーヤー「DN-S3500」を11月下旬より販売開始すると発表した。価格は11万5500円。
新製品はプラッター(ターンテーブル)に「ハイトルクダイレクトドライブモーター」を搭載。アナログターンテーブルと同じようにプラッターが回転するため、再生開始ポイントの頭出しや曲のビート合わせ、スクラッチプレイまでアナログターンテーブルと同じ感覚で操作することができる。
プラッターの回転速度は33/45回転が切りかえ可能で、スクラッチについてはソースにメイントラックとサンプラーを選択することができる。再生をとぎれさせずに次のトラックを開始する「Next Track Reserve」や、あらかじめ設定したポイントから瞬時に再生を開始する「Hot Start & Stutter」なども備える。
エフェクターはエコー/ループ、フランジャー、フィルター(ローパス/ハイパス/ミッドパス)の計6種類を備えるほか、アナログターンテーブルの再生をシミュレートする機能も備える。自分で設定したパラメータやセッティングを保存することができる「MEMO」機能は、ライブなどでの利用に便利だ。
音楽CD(CD-DA)のほか、CD-R/RWに記録したMP3も再生可能。本体上面に設けられた液晶ディスプレイにはID3タグが表示できるほか、ファイル/フォルダの検索も行える。常時44.1kHzでの出力が行われるデジタル出力や、フェーダースタート出力を備えたミキサーと接続することができるフェーダースタート端子も搭載した。サイズは300(幅)×124(高さ)×334(奥行き)ミリ、5.5キロ。
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