台湾のAsustek Computerは間もなく、同社初の液晶テレビを立ち上げる。
同社は2006年3月までに、台湾で液晶テレビ3機種を投入する予定だとプロダクトマネジャーのリチェン・チェ氏は語る。
「今のところターゲット市場は台湾だが、近い将来、ほかの地域でも液晶テレビを立ち上げるつもりだ」(同氏)
Asustekが投入するのは、メインストリームユーザー向けの32型モデルと、より高度な製品に積極的にお金を払ってくれるユーザー向けの32型と42型の「高級」モデルだ。価格は仕様と市場競争によって決まるとチェ氏は話し、それ以上詳しい情報は明かさなかった。
Asustekはかなり前に液晶テレビへの参入を決定したが、同社にとってテレビへの参入は初めてだったので、製品の品質に満足できるまで取り組みを重ねたとチェ氏は言う。
同社はAsustekおよびAsusのブランド名でノートPC、PDA、各種部品を販売している。同社は近年、自社のブランド名の認知度を拡大し、受託製造への依存から脱却する戦略に乗り出してきている。
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