SONY BMGは11月15日、同社が販売したコピー防止対策CDからFirst 4 Internet製のXCPソフトウェアをアンインストールするための新しいツールに取り組んでいると表明した。
「rootkit」に似た技術を使い、それにより生じた脆弱性に乗じたトロイの木馬が登場したことで批判を受けているSONY BMGは、自社のXCP関連ページでこの情報を明らかにした。
同社はアンインストールツールを配布していたが、このアンインストーラについては専門家から「セキュリティホールを広げる」との批判が出ており、SONY BMGは一時的にこのツールの配布を中止すると述べた。数日以内に同社のアンインストーラ配布サイトを訪れるように書かれていることから、そのタイミングで新しいツールの提供が見込まれる。
SONY BMGはXCP搭載のCDタイトルの製造を中止すると表明しており、さらにリコールを行うとの報道もされている。
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