サラウンドシステム特集
あらゆるソースを“おまかせ”で最適な音響に――BOSE「FreeStyle II」(1/3 ページ)
1年ほど前に、“5万円以下”というくくりで5.1chサラウンドシステム特集を組んだことがある。当時、ホームシアターシステムが話題に上る機会は確実に増えていたが、それでもまだ、購入に踏み切る人はごく一部だった。そのため、“一般への普及には低価格入門機の存在が不可欠”と感じ、そのようなくくりとしたわけだ。
状況はさほど変わっていないかもしれないが、今回のボーナスシーズン(筆者のような職業には無縁だが)では、機は熟したと見て、大画面テレビ、あるいはプロジェクターと、5.1chサラウンドシステムを一挙に揃えようと考える人も多そうだ。あるいは、低価格サラウンドシステムから買い替えたいという方もいるかもしれない。そんなわけで、今回は少し価格帯を上げ、10万円以下の中価格帯、実質的には8~9万円前後の製品を集めて、レビューを行っていきたいと思う。
まず、最初に取り上げるのは、BOSEの「FreeStyle II(FS-321II)」だ。スピーカーメーカーとして知られる同社では、49万9800円の「LifeStyle 48」を最高峰に、幅広いホームシアターシステムを提供している。その中で最も手頃な製品が、9万4290円の「FreeStyle II」だ。
IIがつくだけにモデルチェンジなのだが、初代「FreeStyle」でも中核となるサウンド自体は、すでに完成していた。そのため、基本部分は特に変わらない。新機能の中心はデジタル放送のMPEG-2 AAC音声のデコードで、そのほか、リモコンやインタフェースモジュールなどに改良が加えられた。
2ch分のスピーカーを収納したイメージアレイ2本で“4ch”音響を実現
BOSEではFreeStyleシリーズを、“スーパーフロントサラウンド・スピーカーシステム”と称している。「イメージアレイ」と呼ばれるサテライトスピーカー2本と、デジタルサラウンドアンプとウーファーを一体化した「ベースモジュール」、そして、音声入力端子とリモコン受光部を備えた「インタフェースモジュール」のみのフロントサラウンド構成だ。
ただし、各イメージアレイ内は完全に独立した2つのスペースに分離され、その各々に6センチドライバーユニットが収められている。さらに、各々のユニットはパワーアンプで個別にドライブするため、フロントサラウンドとはいえ、実質的には4.1ch構成を実現しているわけだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
資さんうどん、従業員の退職理由などが外部から閲覧可能に 委託先の勤怠システムに設定不備
-
2
NEC、委託先の情報漏えいで謝罪 「セキュリティ事業を手掛ける企業として反省」
-
3
Apple、初のタッチ対応「MacBook Pro」発表 新型OLED搭載、国内価格は49万9800円から
-
4
JALの予約システムに不正アクセス 約9万人分の予約情報が漏えい 一部ではパスポート番号も
-
5
Google、「Gemini 4 Carbon」発表 「Argon」公開から2週間、サイバー防御能力などを強化
-
6
VTuber「兎田ぺこら」グッズにSNSで風評被害→示談成立 「保護者同伴で謝罪などがあったため」
-
7
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
8
「対策を後回しにしたサーバが軒並み狙われている」 相次ぐ不正アクセスにラックCTOが警鐘
-
9
「ツイキャス」不正アクセスで停止 復旧までに「相応の時間」
-
10
Anthropic、独自の“創薬活動”に着手 社員1人のバイオ企業を買収、小児難病の治療薬研究を進める
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR