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買い替えたい白物家電、洗濯機が頭一つリード+D Voice

» 2006年02月01日 10時30分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]

 毎度お馴染みのお手軽アンケートツール「+D QUICK POLL」。1月後半のお題は「白物家電、最近欲しい(買い替えたい)と思うのは?」。例として、進歩の著しい「電子レンジ&オーブン」から、冷蔵庫、エアコンといったオーソドックスな白物家電、そして新分野として注目される「食器洗い乾燥機」までを挙げたが、頭一つ抜けだしたのは「洗濯機」だった。

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 成熟市場といわれる白物家電だが、最近は省電力や節水といった環境負荷の低減――つまり“エコ”をキーワードにして付加価値の向上を図っている。またエアコンや冷蔵庫のように宅内で存在感のある家電は“デザイン”も重要視されるようになってきた。このあたりは、+Dライフスタイルの新・家電サブインデックスにある記事を参照していただければ良く理解できる。

 しかし冷蔵庫やエアコンの場合は、既存の機能を拡充したり、外観を改善したものであって、根本的な機能追加にはなっていない。ここからはあくまでも予想だが、洗濯機はコンパクトな製品に乾燥機能が追加された点がポイントになっているのではないか。

 たとえば、先日シャープがリリースした「ES-TG60F」は、単身者や小家族向けのコンパクトな洗濯機(6キロタイプ)でありながら、3キロまでの洗濯物なら乾燥まで一気に行える。以前は別々に販売されていた洗濯機と乾燥機が一体化して、洗濯物を干す手間がなくなるのだから、とくに単身者にとっては魅力的なアイテムだろう。もちろん今回の結果は、ITmediaの読者層が20代から40代の男性中心で、単身男性の比率が高い点も影響しているはずだ。

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