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「表参道ヒルズ」の歩き方(男性用)(3/3 ページ)

» 2006年02月10日 19時07分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]
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photo 同社のR/Cカー「ミニッツレーサー」専用のサーキットコース。サイズは約3.5×8メートル。全長は約20メートル。コーナーに大きなバンクを持つ
photo バーカウンター(下)では、お酒を片手にレースを観戦できる。ビール(各種500円)などのアルコール類にくわえ、コーヒー(各300円)などのソフトドリンク、お菓子(100円から)なども用意している

 サーキットコースの利用料は300円。15分毎に朝→昼→夕方→夜と移り変わる「バーチャルライティングシステム」や、プロポのスロットルレバーと連動してエンジン音を響かせる「サウンドシステム」、ラップタイムを表示してくれる液晶画面といった最新設備を備えている。ミニッツレーサーは、自分の愛車を持ち込んでも良し。その場で購入しても良し。レンタルしても良し。会社帰りに立ち寄れる「新しい大人のためのプレイスポット」(同社)なのだ。

photo リアルフリートの「amadana」直営店

 一方、こちらはリアル・フリートが旗艦店としてオープンした直営店「amadana store表参道ヒルズ店」だ。今回は、店舗の空間デザインも工業デザイナーの鄭秀和氏が担当。テーマが「骨董店」というだけに、ショーウィンドウに赤松の盆栽(樹齢40〜45年という)が置かれていたり、壁に季節の草花を描いた扇が飾られていたりと、“和”のテイストを強く意識した構成になっている。

photo 最新家電の横にさりげなく本物の骨董品が並ぶ。ちなみに、盆栽や扇は毎月変わるそうで、「今月はオープンなので華やかな金色にした」という
photo 夏の発売を予定している留守録機能付き電話機「フォンテリア」など未発売の製品も一足先に展示していた。アクリル素材とステンレスを組み合わせたシャープなデザインに本革使用の受話器がマッチしている。アクリル部分は金型成形ではなく、切削にこだわったという。予価は2万3100円で、ブラックとホワイトの2色
photo 新発売の充電式スティッククリーナー「清めの矛」(CS-115)。スティックを手に持つ(傾ける)と電源が入る仕組みだ。価格は2万3100円で、ブラックとホワイトの2色がある

 デザイン重視の家電だけに、実物をゆっくりと眺め、手にとることもできるリアル店舗は貴重だ。落ち着いた雰囲気の中で、美術品のような家電を眺めるのも悪くない。

photo 同じく地下3階にある「BISTY'S WINE SHOP & BRASSERIE BAR」。常時300種以上あるというワインは試飲OK。しかも横のバースペースでは食事もできる

 ほかにも、スタイリッシュな文具類が並ぶセレクトショップ「DELFONICS」(デルフォニックス)、常時300種のワインを揃える専門店「BISTY'S WINE SHOP & BRASSERIE BAR」、伊デロンギと新生銀行のコラボレーションによるカフェ「SHINSEIBANK DELONGHI CAFE」など、地下3階にはユニークな店舗が集まっている。表参道ヒルズの最深部は、文字通りディープな空間なのだ。

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