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東芝、コンパクトに収納できるタイフーンロボ

» 2006年02月14日 22時25分 公開
[ITmedia]

 東芝は2月14日、フィルターの塵を自動的に落とす“タイフーンロボ”搭載掃除機の新モデルとして、収納時の高さを抑えた「タイフーンロボ・エクストラ」(VC-80TX)を発表した。東芝の創立130周年期間中に、戦略性の高い商品として市場投入する「T130商品」の1つ。希望小売価格は9万4500円で、3月1日に発売する予定だ。

photo 本体カラーはゴールドパール、ブラックパール、ホワイトパールの3色

 昨年発売した「VC-75TC」の「タイフーンロボ」を継承。風速310キロメートル/時間でゴミと空気を分離する「タイフーン分離方式」と、運転を停止するたびにフィルターの汚れを検知して塵を落とす「フィルターお手入れロボ」などを搭載している。

 3段伸縮延長管の採用により、収納時の高さを約60センチに抑えたのも特徴の1つ。一般的には3段式伸縮延長管を採用すると、風路の段差が増えるために吸引力の低下につながるが、新製品では薄型ファンの採用などによりファンの回転数を向上させた新モーターを採用。従来機と同等のパワーを保持している。さらにクリーナー本体にホースフックを新たに2カ所設置し、収納性を向上させている。

photo 従来機「VC-75TC」との比較

 排気清浄性能も充実。新円錐状フィルターと本体排気口部には、ゼオライトを採用した脱臭フィルターを採用したほか、本体内部にミクロのホコリをとる「ヘパクリーンフィルター」とダニの死骸やスギ花粉を吸着・分解する「アレルゲットフィルター」を搭載した。

 本体サイズは、350(長さ)×250(幅)×228(高さ)ミリ。重量は4.1キロ。ゴールドパール、ブラックパール、ホワイトパールの3色を用意する。

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