三菱電機は3月30日、液晶テレビ「REAL」シリーズ4機種を発表した。ラインアップは26V型から37V型までの4製品。いずれも価格はオープンプライスで、4月21日から順次発売する。
型番 | 画面サイズ | 店頭想定価格 | 発売日 |
---|---|---|---|
LCD-H26MX60 | 26V型 | 21万円前後 | 4月21日 |
LCD-H32MX55 | 32V型 | 23万円前後 | 5月10日 |
LCD-H32MX60 | 32V型 | 25万円前後 | 4月21日 |
LCD-H37MX60 | 37V型 | 33万円前後 | 4月21日 |
地上/BS/CS110のデジタル3波対応チューナーとアナログ地上波(CATVチャンネル対応)チューナーを搭載したデジタルテレビ。液晶パネルの解像度は全モデルともWXGA(1366×768ピクセル)で、ルネサステクノロジと共同開発した新しい高画質回路「Diamond Engine IV」を備える。
Diamond Engine IVは、デジタルハイビジョン特有のノイズを軽減してコントラストに富む映像を実現できるというノイズリダクション回路(HD3DDNR回路、モスキートNR回路)、黒つぶれや白つぶれを抑えて滑らかな階調特性を実現するDLE(ダイナミックレベルエクスパンダーIII)、画面の内容に応じてバックライトを自動制御するIBC(インテリジェントバックライトコントロール)、独自のカラーマネジメント機能「NCM」(ナチュラルカラーマトリクスIII)といった機能が盛り込まれている。
また、目に優しい画質を実現する「家庭画質モード」を新搭載。部屋の明るさをセンサーで検知して映像の明るさを自動調整するほか、視聴者の年齢に応じて最適な輝度やコントラストを設定できる。たとえば、「ジュニア」モードは徹底的に明るさを抑制。アニメなどを画面に近づいて見てしまいがちな子どもたちの目に配慮した。
2画面表示や静止画機能も搭載。EPGは、表示チャンネル数を3/6/9チャンネルに拡大/縮小する機能を追加し、番組の視聴頻度を学習して“優先度”を3段階で表示する「きょうの定番チェック」といったユニークな機能を持っている。
このほか、上位モデルのMX60シリーズには、オートターン機能とダイヤトーンスピーカー、HDMI端子×1系統を搭載する。従来モデルでは37V型のみがダイヤトーンスピーカーを採用していたが、今回は26V型と32V型にも展開した。またリモコンでテレビの向きを左右30度ずつ変えることができるオートターン機能もブラッシュアップ。新たに「中央」キーを設け、ワンプッシュでテレビの向きをセンター位置に戻せるようになった。
HDMI端子以外の入力インタフェースは共通で、D端子×2系統、S端子&コンポジット×3系統、PC用のD-Sub15ピン×1を備えている。
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