キヤノンヨーロッパは、ドイツ・ケルンで26日(現地時間)から開幕する世界最大級の映像機器関連展示会「Photokina 2006」の前日25日に、報道関係者を対象としたイベント「プレスカクテル」を開催。Photokina会場で紹介する新製品の一部を、一足先にプレス向けに披露した。
イベント会場では、EOS 400D(日本名:EOS Kiss Digital X)やIXUS 850 IS(日本名:IXY DIGITAL 900 IS)/IXUS 900 Ti(日本名:IXY DIGITAL 900 IS)など、日本国内でもすでに発表済みの新製品が注目を集めていたが、日本では未発表の製品もいくつか展示されていた。
イベント会場を大いに盛り上げたのは、SP(ボディガード)を従えて登場した美しいモデルさん……ではなく、彼女が手にしていたダイヤモンドIXY「Digital IXUS Diamond Edition」だ。
「Digital IXUS Diamond Edition」は、IXUS(日本名:IXY)の10周年を記念して、キヤノンヨーロッパが企画した“特別限定版IXY”。Digital IXUS 65(日本名:IXY DIGITAL 80)をベースに、IXYが経た年数分の10個のダイヤモンドをボディに埋め込んでいる。eBayでチャリティーオークションとして出品されており、収益金はすべて赤十字に寄付されるという。
プレスカクテルに登場したのは、Digital IXUS Diamond Editionの中でもさらに特注の「Super Diamond IXUS」。350個ものダイヤモンドをボディにちりばめた「(おそらく)世界で一番高価なコンパクトデジカメ」だ。かかったコストは4万ユーロ(約600万円)というから本当のセレブな人々にとっては「意外と安い」のかもしれないが、残念ながらこれは非売品。触ろうとしたら、屈強なSPににらまれてしまった……。
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