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デザイナーが本気になると“iPodスピーカー”はこうなる100% DESIGN TOKYO(1/2 ページ)

» 2006年11月01日 02時25分 公開
[ITmedia]
photo 明治神宮外苑絵画館前の中央会場。地下鉄「青山一丁目」もしくは「外苑前」が最寄り駅

 10月31日から11月5日までの6日間、東京は“デザイン”に染まる。「東京デザイナーズウィーク」は、インテリアメーカー、デザイナー、ショップ、そして学生に至るまで、デザインに関係するさまざまな個人や団体が“東京デザイン”を発信する一大イベントだ。

 メイン会場となる明治神宮外苑絵画館前広場には、貨物用コンテナを利用した“コンテナブース”が立ち並び、横にある特設会場ではコンテンポラリー・インテリアデザインの見本市「100% DESIGN TOKYO」が開催されている。このほかにも、アーク森ビルのサテライト会場、協賛ショップ各店など、実に都内87カ所で関連イベントが行われる予定だ。

 今回は、広大なイベント会場の中から、比較的製品に近いデザインを見ることができる「100% DESIGN TOKYO」をチョイス。インテリア性の高い、いわば“デザイナーズiPodスピーカー”を中心に紹介していこう。

 と、その前に会場を一回り。

photophoto エレクトロラックスグループが参考展示したIHクッキングヒーター「E-DISH」(仮)。白いセラミックガラス製で、コントロールパネル部分には白い光の帯が点灯する。国内販売は「検討中」
photophoto INAXが「サティス」シリーズ5周年を記念して2005年に限定販売した「サティス カラーズ」が復活。11月1日から注文生産品としてカタログに加わる。4色のバリエーションがあり、価格は33万円から。新色のグリーンも鮮やかだ
photophoto あのエレクターも新しいパーツを参考出展。強化ガラス製のシェルフ(棚板)や新色のフローティングジョイントがシックな雰囲気を醸し出していた。ガラスシェルフはAVラックにぴったり
photophoto Mac用周辺機器で知られる「BALMUDA design」は、「一枚板」ならぬ「一枚鉄板」のワークデスク「Aero」(エアロ)を出品。レーザーカットした厚さ3.2ミリの鉄板を曲げ、天版面1500×900ミリの大きなデスクを作った。「この薄さは鉄板でしか出せない」(同社の寺尾玄代表)。Aeroは、2007年発売予定。価格は50万円前後になりそうだ。ちなみに重量は約70キロある。右の写真はテーブルタップやACアダプタを隠す壷「Colony」(コロニー)。素材感にこだわり、磁器を採用した。今冬発売予定で価格は2〜3万円。なお、放熱のために底部に穴が開いているので壷本来の役割は果たせない
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