日本ビクターは、フルハイビジョンソースと同等の画質を維持したまま長時間収録のBlu-ray ROMディスク制作を可能にするというMPEG-4 AVC規格対応の「インテリジェントHDエンコード技術」および同技術を採用した「インテリジェントHDエンコーダーシステム」を開発した。
1920×1080/24pまたは60iのフルハイビジョン映像を24〜12Mbps程度に圧縮。2時間を超える長時間コンテンツでも1層Blu-rayディスクに収めることができるという。
MPEG-4 AVCの特性に着目した独自手法により、MPEG-2の数百倍というきめ細かさで符号化パラメータを制御する2パスエンコードアルゴリズムを開発。実際にエンコードを行うスタジオスタッフとともにチューニングを行った。また、アルゴリズムの複雑化によって増大した処理負荷は、独自の適応型動き推定アルゴリズムなどによって低減。ソフトウェアだけの高速なエンコードシステムを実現したという。
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