ついに脱獄なるか！？――「プリズン・ブレイク」：新作DVD情報
プリズン・ブレイク DVDコレクターズ・ボックス2
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半年近く休止されていた「プリズン・ブレイク」の後半がいよいよ登場。8巻目〜12巻目（第14話〜第22話）を収めた5枚組の「コレクターズ・ボックス2」が、12月16日にDVDリリースされる。価格は10290円。
特典はキャストやスタッフによる製作秘話を収めたメイキング映像や、「ブルース・ブラザース」などのロケにも使用されたジュリエット刑務所の歩みを追う「ロケ地の歴史」、メイクに4時間以上も費やしたという主人公マイケルの「タトゥーの謎」他、未公開シーン集、監獄の裏側、シーズン2の予告編などを収録。
副大統領の兄弟殺しという無実の罪を着せられ、死刑を宣告された兄リンカーン。彼を救出するため、建築技師の弟マイケルは同じ刑務所に入り、ともに脱獄するという無謀な計画を思いつく。全身に彫ったタトゥーに脱出ルートの地図を隠し、自ら罪を犯して、いざ刑務所へ。
シリーズ前半では、緻密に立てたはずの計画が思い通りに運ばず、次々に起きるトラブルを解消するため、止むを得ず脱獄メンバーを増やしていく。そのメンバーが刑務所を仕切るアブルッチやサイコ野郎のティーバックなど一筋縄ではいかない連中ばかり。やがてリンカーンの死刑執行が36時間後に迫った夜、ついに計画を実行するが……というもの。
そして後半は、脱獄が失敗するところからスタート。リンカーンの電気椅子のスイッチが入れられようとした瞬間、判事から死刑延期を命じる電話が入る。2週間の猶予期間を得たマイケルは、新たな脱獄ルートを探り始める。それは精神病棟を通るというものだった……。
後半もやめられない、とまらない怒涛の展開。混迷を極める人間関係が脱獄計画に大きく影響を及ぼし、囚人たちそれぞれのバックグラウンドも明かされていく。マイケルのタトゥーの一部がヤケドで消失する上、ますます厳しくなる看守の目。またティーバックに瀕死の重傷を負わされたアブルッチが生還したことから、仲間内にも不穏な空気が流れる。脱獄メンバーの数もさらに膨らみ、定員オーバーに。
リンカーンの死刑執行に立ち会おうとした謎の中年男性や、秘密組織に所属する非情な女性の存在、リンカーン暗殺を企てる副大統領など、塀の外の動きも活発化。果たして、マイケルたちは無事脱獄することが出来るのか！？
当初から第2シーズンで完結、ということでスタートしたこの企画。全米での視聴率も好調なことから、製作総指揮・脚本担当のポール・シェアリングには第3シーズンのオファーも来ているとか。乗り遅れる前に、年末年始、まずは第1シーズンを一気見しよう。
なお、レンタル版の12巻目には新TVシリーズ「ポイントプレザントの悪夢」（来春レンタル）の第1話が収録されている。
関連サイト：
http://www.foxjapan.com/dvd-video/tv/prisonbreak/index_frames.html（公式サイト）
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