スピーカーでおなじみのJBL(harman international)は、車載用オーディオアダプタの新モデル「drive+play 2」を展示していた。drive+playは、ディスプレイとノブコントローラ、メインの入出力ハブという3つのユニットから構成され、iPodやZuneなどのユーザインタフェースをドライブ時に適したものに変えるデバイス。簡単に言うと、iPodをハブに接続して、曲操作などをノブでできるようにし、表示はディスプレイに出力される仕組みだ。iPodの曲をFMトランスミッタで出力して車中で再生するための製品はたくさんあるが、これはインタフェースそのものも車用に変えよう、というコンセプト。出力はラインかFMトランスミッターを選べる。
新モデルの最も大きな変更点は、まず前モデルで評判の悪かったモノクロディスプレイが、3.5インチサイズのカラー表示になり、アルバムアートの再生が可能になったこと。そしてノブとアダプタがワイヤレス接続になったことだ(つまりノブを車内の好きなところに設置してiPodを操作できる)。ちなみにノブのバッテリー駆動時間は1年。また、アダプタはシガーソケットに直接つっこむデザインに変更され、前より小さく、かっこよくなった。
価格は399ドルで早くて4月に発売される予定。車で通勤中にずっと音楽を聴いている人や、運転中にiPodを操作しようとして危険な目にあったことがある人、iPodと車の“ぎくしゃくした関係”に不満を抱いている人には、かなりトキメキ度の高い製品だ。
BELKINのブースでは、CESでも展示されていたミキサー/レコーダ「TuneStudio for iPod」が注目を集めていた。4チャンネルのライン入力をミックスし、16bit/44kHzで5世代iPodに直接録音できるのが特徴。各チャンネルにイコライザー/パン/レベルコントロールを備えている。
ブース内では実際にiPod+TuneStudioを“スタジオ”として使うデモが行われていた。「コンパクトで軽いから持ち運びが簡単。集まってポッドキャストを作るのに便利だよ」。価格は約180ドルで夏に発売される予定。
イタリアンプランド「tokidoki」デザインのiPodケースで有名なiSkinでは、胸の大きなおねえさん、ではなくて「U2 Edition」っぽい赤と黒の限定カラーを採用したケースに注目。「あれ? nanoのU2 Editionがある?」と思ったら、iSkinのプロテクターだった。シリコン素材を使った内側のレイヤーと、樹脂製のVISOR(プロテクター)の2層構造を採用したケースで、汚れだけでなく傷からも保護してくれる。
限定カラーは第2世代iPod nanoと、第5世代iPod Video用2種類の3モデルで、前者が29.99ドル、後者が39.99(eVo3)/44.99ドル(Claro)。
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