マランツは1月25日、ステレオ・インテグレーテッド・アンプ「PM-13S1」とスーパーオーディオCD/CDプレーヤー「SA-13S1」を発表した。同社のプレミアムモデルである11シリーズと15シリーズの中間に位置する“13シリーズ”。いずれも3月に発売する。
型番 | 概要 | カラー | 価格 | 発売日 |
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PM-13S1 | ステレオ・インテグレーテッド・アンプ | ゴールド | 26万2500円 | 2007年3月 |
SA-13S1 | スーパーオーディオCD/CDプレーヤー | ゴールド | 26万2500円 | 2007年3月 |
PM-13S1は、フラッグシップモデル「PM-15S1」の「左右チャンネルの音声信号を並行伝送し、最短距離で増幅する」というコンセプトを継承し、高級モデル向けに開発された高音質パーツ、アルミニウム製トップパネルなどを盛り込んだステレオアンプ。たとえばアルミケース採用の大型トロイダルトランスや電源部のブロックコンデンサなどは新たに開発。パワーアンプ部には「MA9S2」に採用したものと同タイプの電解コンデンサや“スターキャップ”フィルムコンデンサなどを新規採用している。
また、ドライブ力を必要とする最近のスピーカーを駆動するために重要な瞬時電流供給能力はセパレートアンプ「SC-7S2/MA-9S2」のノウハウを投入するなどして「PM-15S1」から20%向上。基本性能の向上に合わせ、アースレイアウトの見直しなどサウンドチューニングを施した。
定格出力は90ワット×2(8オーム時)、140ワット×2(4オーム時)。3系統とライン入力とフォノ入力、テープ入出力×2系統を備える。外形寸法は、440(幅)×127(高さ)×444(奥行き)ミリ。重量は約20キロ。専用リモコンが付属する。
SA-13S1は、「SA-15S1」の回路にリファレンスモデル「SA-7S1 」の開発過程で製作されたハイグレードパーツを盛り込んだSACDプレーヤー。また天板に5ミリ厚のアルミ材を採用するなど、「クラスを超える物量を投入した」(同社)モデルとなっている。
メカモジュールは、「SA-11S1」と同じスタビライザーにくわえ、メカベース取り付け部の厚みを2倍にするなど、さらに高剛性化。それをトータル4.2ミリ厚のダブルレイヤードシャーシおよびアルミダイキャスト製インシュレーターで支えている。ダイナミックレンジはSACD視聴時で111dB、CDは100dB以上。高調波歪率(1kHz)はどちらも0.001%だ。
外形寸法は440(幅)×127(高さ)×419(奥行き)ミリ。重量は14.8キロ。専用リモコンおよびアナログ接続コード、リモート接続コードなどが付属する。
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