ITmedia NEWS >

マランツ、「クラスを超える物量」を投入したステレオアンプ&SACDプレーヤー

» 2007年01月25日 16時31分 公開
[ITmedia]

 マランツは1月25日、ステレオ・インテグレーテッド・アンプ「PM-13S1」とスーパーオーディオCD/CDプレーヤー「SA-13S1」を発表した。同社のプレミアムモデルである11シリーズと15シリーズの中間に位置する“13シリーズ”。いずれも3月に発売する。

型番 概要 カラー 価格 発売日
PM-13S1 ステレオ・インテグレーテッド・アンプ ゴールド 26万2500円 2007年3月
SA-13S1 スーパーオーディオCD/CDプレーヤー ゴールド 26万2500円 2007年3月
photo 11/15シリーズの“ニュープレミアムデザイン”を継承した「PM-13S1」。トップパネルには5ミリ厚のアルミ板を採用している

 PM-13S1は、フラッグシップモデル「PM-15S1」の「左右チャンネルの音声信号を並行伝送し、最短距離で増幅する」というコンセプトを継承し、高級モデル向けに開発された高音質パーツ、アルミニウム製トップパネルなどを盛り込んだステレオアンプ。たとえばアルミケース採用の大型トロイダルトランスや電源部のブロックコンデンサなどは新たに開発。パワーアンプ部には「MA9S2」に採用したものと同タイプの電解コンデンサや“スターキャップ”フィルムコンデンサなどを新規採用している。

 また、ドライブ力を必要とする最近のスピーカーを駆動するために重要な瞬時電流供給能力はセパレートアンプ「SC-7S2/MA-9S2」のノウハウを投入するなどして「PM-15S1」から20%向上。基本性能の向上に合わせ、アースレイアウトの見直しなどサウンドチューニングを施した。

 定格出力は90ワット×2(8オーム時)、140ワット×2(4オーム時)。3系統とライン入力とフォノ入力、テープ入出力×2系統を備える。外形寸法は、440(幅)×127(高さ)×444(奥行き)ミリ。重量は約20キロ。専用リモコンが付属する。

photo スーパーオーディオCD/CDプレーヤー「SA-13S1」

 SA-13S1は、「SA-15S1」の回路にリファレンスモデル「SA-7S1 」の開発過程で製作されたハイグレードパーツを盛り込んだSACDプレーヤー。また天板に5ミリ厚のアルミ材を採用するなど、「クラスを超える物量を投入した」(同社)モデルとなっている。

 メカモジュールは、「SA-11S1」と同じスタビライザーにくわえ、メカベース取り付け部の厚みを2倍にするなど、さらに高剛性化。それをトータル4.2ミリ厚のダブルレイヤードシャーシおよびアルミダイキャスト製インシュレーターで支えている。ダイナミックレンジはSACD視聴時で111dB、CDは100dB以上。高調波歪率(1kHz)はどちらも0.001%だ。

 外形寸法は440(幅)×127(高さ)×419(奥行き)ミリ。重量は14.8キロ。専用リモコンおよびアナログ接続コード、リモート接続コードなどが付属する。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.