うまく撮れない、という「撮る系」話や、デジカメが壊れた的な「対策のしようがない編」(海や川にデジカメを落としたとか)を除きつつ、「撮影術」だから、撮影時におこりがちなトラブルに絞ろう。
そう考えると、だいたい2つに絞れるんじゃないかと思う。
ひとつは「メディアがいっぱいになってそれ以上撮れなくなった。でも予備がないっ」。もうひとつは「撮ってたらバッテリーが足りなくなりそう。でも予備がないっ」。
そして最後には、その他の予期せぬトラブルについてつらつらと書いてみよう。
調子に乗ってシュタシュタ撮ってたら……残り枚数がゼロになりそう。でも予備メディアはない。そんなときの話。
(1)メディアを買う
電気店やカメラ屋さんが手近にない場合、とりあえず「コンビニ」か「DPEショップ」を探す。大きめのコンビニであれば手に入る(かもしれない)。意外にDPEショップには置いてあったりする。最近のDPEショップはデジカメにも対応しているからだ。
いざというときは「街のケータイショップ」に駆け込むのも手。ケータイで使われているSDメモリーカード系やメモリースティックDuoなら置いてあるもの。SDメモリーカードの場合、miniSDメモリーカードを買えば、たいていSDメモリーカードアダプタも同梱されてるので、そのまま代用可能だ。
試しに行ってみるべし。
(2)いらない画像を消す
ちょっとした時間を見つけて、撮った写真を順番に再生させて失敗したものを削除するのは一番手軽な手。もしかしたら、1カ月前に撮った失敗写真を消し忘れてるかも。ただし、再生と削除を繰り返してると……どんどんバッテリーが減るので注意。
(3)動画は諦める
やっぱ動画は非常にファイルサイズがでかいから。
(4)画像サイズか画質を落とす
デジカメデータのミソは画像サイズや画質の設定によってファイルサイズが大きく変わる=撮影枚数が変わる、という点にある。だから、画像サイズや画質を落として枚数を稼ぐことができる。
まずは画像サイズ。
600万画素のデジカメを使ってるとしよう。それを600万画素のサイズから300万画素相当に落とせば、単純に撮影可能枚数は2倍になる。
個人的には、日常のスナップなら(つまり、あとでトリミングしようとかでかく印刷しようとか思わないのなら)、いざというときは300万画素モードまで落としてもOKだと思う。
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