セイコーエプソンは3月20日、レンジファインダーデジタルカメラ「R-D1s」に、28mmレンズをセットにしたレンズキットモデル「R-D1sL」を発表した。4月から発売する。価格はオープンで、市場想定価格は29万円前後。「一部の販売店のみで扱う数量限定モデル」(同社)。
「R-D1s」は、マニュアルの操作性とアナログ的な“使いこなす喜び”を感じさせる魅力を持ったレンジファインダー式デジタルカメラ。2004年7月30日に発売した「R-D1」をマイナーチェンジし、昨年3月に発売した。
今回のレンズキットは、「R-D1s」の最初の1本のレンズとしてスタンダードな広角28mmの「COLOR-SKOPAR 28mm F3.5(Black)」(コシナ製)をセットにしたもの。アダプターリング 「M-バヨネットアダプターリング35・135mm用」(コシナ製)も同梱している。
また、本革製「専用ネックストラップ」と、昨年のキャンペーンで好評だった高級感あふれる「専用ソフトレリーズボタン」(赤文字・シルバー文字の2種類)といった専用アクセサリーもセットにした。
「R-D1s」は、レンジファインダー式の銀塩カメラを手がけるコシナと協業して開発。コシナ「BESSA-R2」ベースのボディ形状や実像距離計式の等倍率ファインダー、大型APS-Cサイズ(23.7×15.6ミリ)有効610万画素のCCD、フリーアングル機構の背面2インチ液晶などを装備。レンズマウントにはVMマウントを採用し、ライカMマウントレンズのほか、マウント変換アダプタを使うことで、ライカLマウント(ネジ式)のレンズも利用可能。サイズは142(幅)×88.5(高さ)×39.5(奥行き)ミリで重さは約590グラム(ボディのみ)。
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