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パナソニック、4倍速記録対応のデータ用Blu-rayドライブ

» 2007年07月03日 16時53分 公開
[ITmedia]

 パナソニックは7月3日、BD-R(追記型Blu-ray Disc)に対して4倍速で記録および再生が行えるデータ用Blu-ray Discドライブユニットを発表した。あわせて、4倍速記録対応のBlu-rayディスクメディア2種類もリリースしている。

photophoto 4倍速対応のデータ用BD-R。価格はどちらもオープンプライス。店頭では単層25Gバイトの「LM-BR25LD」が1700円前後、2層50Gバイトの「LM-BR50LD」は4000円前後になる見込みだ

 3月にBDA(ブルーレイディスクアソシエーション)で承認された新規格「Blu-ray Disc Recordable Format Part 1 Version 1.2」に準拠したドライブ。新たに、青紫色レーザーの低ノイズパワー領域を有効活用するレーザー光量調整技術や、記録条件を自動的に検出および調整してレーザー波形を最適化するレーザー制御技術、歪みを補正しながらノイズを低減して再生する復号化処理技術を開発し、4倍速記録/再生を実現した。またディスクとドライブの双方を同時に開発することで、信頼性の高いドライブ技術を確立できたという。ただし、今回は開発表明のみで、製品化については「PC用ドライブとしての展開を検討中」とするに止めている。

 一方のデータ用Blu-rayディスクは、単層25Gバイトの「LM-BR25LD」(7月25日発売)と2層50Gバイトの「LM-BR50LD」(9月25日発売)。新ドライブと組み合わせた場合、記録時間は単層25Gバイトのデータで約23分、2層50Gバイトでは約46分となる。ディスクの価格はオープンプライス。店頭では25Gバイトメディアが1700円前後、50Gバイトメディアは4000円前後になる見込みだ。

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