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ヒュー・グラントとドリュー・バリモア、ラブ・コメディのキング&クイーンが初共演を果たした「ラブソングができるまで」が、9月7日にDVD とBlu-ray Discでリリースされる。
DVDの特典は全8種類の未公開シーン集、NGシーン集、キャストのコメントを交えたメイキング映像、ミュージック・クリップ「恋は突然」など約30分を収録。価格は3980円。Blu-ray Discの特典もDVD版と同じで、価格は4980円。
一世を風靡した80年代は遠く去り、今では泣かず飛ばずの悲しい地方営業生活を送る元ポップスターのアレックス。そんな彼にカムバックのチャンスが巡ってくる。現在大ブレイク中の歌姫コーラから楽曲提供の話が舞い込んできたのだ。
「これが当たればもうひと花咲かせることができる」そう考えたアレックスだったが、曲を書くのは10年ぶり、しかも作詞は大の苦手。自宅の植木の水やりのバイトに来ていたソフィに作詞の才能があると見抜き、協力を得ようとするが、ラブソングなど書く気はないという彼女に拒絶されてしまう。
この後の展開はご想像の通り。新曲作りという共同作業をするうちに、恋が芽生えて……とベタベタだが、軽妙なテンポに、主演2人の演技もそつが無く、見て損はなしの、これぞラブ・コメディの王道といった感じ。
見ものは何といってもヒュー・グラントのアッパレなはじけっぷり。冒頭に流れる80年代色全開のミュージック・クリップは、ビミョーなヘア・スタイルと肩パット入りのフリル衣装、あの当時を知る人はDURAN DURAN、はたまたWHAM!などを思い出して懐かしくもあり、恥ずかしくもあり。
ヒュー・グラントは80年代「モーリス」でブレイクし、ヒュー様と世間から騒がれた後、キャリアは下降しばらく低迷。90年代後半に「ノッティングヒルの恋人」で再びブレイクし、次々とラブ・コメディのヒット作に出演している。まさに本作の主人公アレックスを地で行くヒュー・グラントのセルフパロディのよう。歌って、踊って、腰をフリフリ、捨てるものなしの今年47歳。一皮むけた真の男を見た気がします。
関連サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/musicandlyrics/(公式サイト)
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