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カナダ発バイオ・サスペンス・ドラマ「Re:Genesis リ・ジェネシス」がいよいよ日本上陸。8月24日からレンタル中で、9月19日には第1シーズン=全13エピソードを網羅した5枚組のDVD-BOXがリリースされる。BOXにはキャストやスタッフが舞台裏を解説する約20分に及ぶメイキング映像を収録。特製ブックレットも同梱されている。
本国カナダでは2004年10月から放映がスタートし、高視聴率を獲得。カナダのエミー賞とも言われるジェミニ賞で2部門を受賞。すでに第3シーズンは放映済みで、現在、第4シーズンを撮影中という人気ぶり。日本では今年1月にWOWOWで放映され、8月から第2シーズンを放映中。さらに12月からテレビ東京でも放映が決定した話題のTVシリーズだ。
北アメリカの特別対策本部によって設立された生化学調査チーム“NorBAC(ノーバック)”。カナダ、メキシコから集められたバイオ工学のスペシャリストたちが、行き過ぎたバイオテクノロジー絡みの事件を調査する特殊機関だ。
カナダで人間に感染しないはずのラクダ天然痘を発症した人々が次々と出血死する。NorBAC主任生化学調査官デビッド(ピーター・アウターブリッジ)や所長のキャロライン(マキシム・ロイ)らは、感染ルートを探るため、死者報告も出ている1台のバスを隔離。そこで最初の感染者である“患者0”らしき母子を発見する。同じ頃、デビッドの元へ自分はクローン人間だと言い張る少年ミック(マーク・レンダル)が現れ、遺伝子検査をしつこく迫るが……。
やがて殺人ウイルスが作為的に仕組まれたことが判明し、関連性のないように見えるいくつかの事件が衝撃のラストに向けて収束していく。誰が何の目的でこのウイルスを誕生させたのか?
本格的な科学知識を盛り込み、スピーディーな展開と、時間を巻き戻すなどのトリッキーな演出、「24」さながらの画面分割で緊張感を煽り、それでどうなる? と続きが見たくなること必至。1話完結型ではないので、飛ばし見厳禁だが、ハマり度指数はかなり高い。
また、デビッドが思春期の娘リリス(エレン・ペイジ)との関係に悩むなど、人間臭いキャラクターたちに親近感大。濃密な人間模様も楽しめる。ちなみにエレン・ペイジは「X-MEN:ファイナル ディシジョン」ではミュータントを、「ハード キャンディ」では男を惑わす小悪魔を演じた注目の若手女優だ。
専門用語も徐々に理解できる(した気になる)のでオッケー! 筆者はいくつかの海外ドラマにハマれず途中リタイアしましたが、この「リ・ジェネシス」は完走。リリースが相次ぐ海外ドラマに食傷気味、恋愛ものよりもハマるならやっぱり斬新なサスペンス、そんなあなたにピッタリ!
関連サイト:http://www.regenesis.tv/(公式サイト)
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