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業界初“チタン合金”電動自転車

» 2008年02月14日 16時43分 公開
[ITmedia]

 パナソニック サイクルテックと松下ネットワークマーケティングは2月14日、フレーム材料にチタン合金を採用したカスタマイズオーダー可能な電動自転車「チタンフラットロードEB」を共同で開発したと発表した。3月25日に発売する。

 松下ネットワークマーケティングが運営する「こだわり自転車工房「Cycle WebStudio(サイクルウェブスタジオ)」で本日2月14日午後5時から受注受付を開始。価格は58万5000円から。「フレーム材料へのチタン合金採用は、国内で型式認定を取得した電動ハイブリッド自転車としては業界初」(同社)

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 従来の電動自転車フレームはアルミなどを用いているが、新製品はチタン合金をフレーム素材に採用してさらに応力解析を行うことにより軽量化設計を実現。タイヤサイズ26インチの大柄なスポーツタイプ電動自転車ながら、重さを15.7キロ(フレーム430ミリ、スポーツサドルの場合)と軽量に仕上げた。

 また、振動を軽減するチタン合金の特性によって快適な乗り心地を実現。このチタン合金は耐環境性にすぐれた材料であるため、従来の製品に比べ長期間の使用を可能にするという。

 スポーツ車に採用されている転がり抵抗の低い細身のタイヤをチョイスして加速性を向上。8段変速機搭載で状況や脚力に合わせた走行が選べる。電池残量/スピード/積算走行距離などが分かる液晶表示の新型スイッチを搭載。

 オーダーシステムでは、身長に合わせフレームサイズを3タイプ(430/480/530ミリ)から選べるほか、カラーは56色、リチウムイオンバッテリーは軽量タイプ(5Ah、最大76キロメートル)と長距離タイプ(10Ah、最大141キロメートル)の2種類、タイヤは3タイプ(オールブラック/レッドライン入り/ブルーライン入り)、サドルは軽量スポーティタイプとワイドスポーティタイプの2タイプなどを用意している。

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