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SF界の巨匠、アイザック・アシモフの小説「われはロボット」をモチーフに作られ、2004年に大ヒットを記録したSFアクション大作「アイ,ロボット」が5月30日にBlu-ray Disc化。
本編ディスクのみの1枚組。特典として、リモコンにある4色のカラーボタンを使って、本編視聴中にそのシーンに関連する撮影の舞台裏、トリビア・トラック、インデックス、音声解説などにアクセスできる「イン-ムービー・フィーチャー機能」付き。
撮影の舞台裏コンテンツには【プロダクション・ダイアリー】(アレックス・プロヤス:SF小説の影響、スプーナービル:2035年のシカゴ、USR社、パンくずを追って、トンネルでのカーチェイス、1対1、サニーと他のロボットたち、人間対ロボット、ウィル・スミスのワイルド・ライド、エピローグ:撮影終了)、【CGIとデザイン】、【知覚力を持った機械:ロボットの行動】、【フィルムメーカー・ツールボックス VFX解析:工房別アプローチ】(WETAデジタル、デジタル・ドメイン、レインメイカー)、4種類の未公開シーン集などを収録。他にも「HITMAN」「AVP2 エイリアンズ VS. プレデター」「JUMPER」などFOX予告編集を収めている。
2035年のシカゴ。新製品NS-5型ロボットの出荷を控えた大企業U.S.ロボティクスで、ロボット工学の第一人者であるラニング博士が墜落死する。博士は、旧知のスプーナー刑事に不可解なメッセージを残していた。ロボット嫌いのスプーナーは、現場に潜んでいたNS-5型ロボット“サニー”の犯行ではないかと疑う。同社のロボット心理学者カルヴィンは、ロボットが人間を傷つけるはずはないと主張し、スプーナーと対立。ロボットたちを制御する“ロボット3原則”は、人間に危害を加えることを禁じていたのだ。スプーナーはカルヴィン博士の協力を得て、事件の真相に迫っていくが、そこには巨大な陰謀が待ち構えていた……。
小説「われはロボット」内の有名な“ロボット3原則”とは、1.ロボットは人間を傷つけてはならない、2.ロボットは人間の命令に従う(ただし第1条に反する場合はこの限りではない)、3.ロボットは自身の安全を守る(ただし第1条、第2条に反するおそれのない限り)というもの。
この3原則をはじめとする一部の設定を借りているが、映画はあくまでオリジナル・ストーリー。なので、公開当時はコアなSFファンにはあまり評判がよくなかった本作だが、“誰が博士を殺したか”を巡るミステリーとしての面白さ、製作総指揮を兼ねて主演したウィルス・スミスのアクションなど見どころは多い。中でも、優美なデザインのCGキャラクター、サニーのアイデンティティを巡る困惑など、その切ない表情はウィル・スミスを食うほどの存在感だ。
古く美しいビル群、近未来的な列車が走る鉄道高架といったシカゴの街並みを歩き回るロボットたち。現実味のある未来像にワクワクさせられ、1000体ものロボットが並ぶシーンも圧巻。CGロボットの質感をBDならではのハイクオリティ映像で楽しもう。
関連サイト:http://www.foxjapan.com/movies/irobot/(公式サイト)
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