橘十徳の「いいトシして玩具三昧」第4回
涼しげな水玉に癒される? 超撥水ゲーム「アクアドロップ」(1/2 ページ)
もう9月だというのに、毎日暑い日が続いている。この暑さを癒すべく(?)、なんとも涼しげなゲームが登場した。バンダイの「アクアドロップ」だ。
このゲームには、日華化学という会社が開発した「アデッソWR」という超撥水剤(ちょうはっすい)が使われており、ナノサイズの薄膜を物体の表面に作り出せるという。これによって、そこに水を垂らすと、ありえないくらい真ん丸の球体になってしまうのである。ちなみにふつうの撥水剤では水との接触角度は100度くらいだが、アデッソWRでは150度くらいになる。これによって真球に近い水玉ができあがるというわけだ。この水玉を使ってゲームを楽しんでしまおうというのが、「アクアドロップ」のコンセプトである。
このような最先端の技術を使っているにもかかわらず、そのゲーム内容はといえば、盤面に置いた球を斜めに傾けることでくぼみに入れる昔ながらの遊びである。ただし金属球やプラスチック球とは違って水の球を使っているので、プレイの感覚は微妙に違う。角にぶつかるとポヨンと跳ねたりして、複雑な動きを楽しめるのだ。そんな独特の楽しさを求めて、さっそく楽天の某店で買ってみた。値段は送料込みで1501円。まあ動力を使っていないシンプルなゲームなので、これくらいの値段が妥当だろうと思う。
ラインアップは4種類
このゲームにはラインアップが4種類ある。それぞれ「クボミ」「ハモン」「ヒカリ」「カワラ」と名付けられていて、盤面のパターンと枠のカラーが異なる。パターンの違いによって難易度も色々で、枠が青色の「クボミ」が難易度3、黄色の「ハモン」が難易度4、赤の「ヒカリ」が難易度1、白の「カワラ」が難易度2となっている。どれを買おうかと色々迷ったが、今回は難易度が一番高い「ハモン」を選んだ。こういうゲームは、簡単だとすぐに飽きてしまう。やるからには真面目に真剣に取り組みたいということで、このチョイスとなった。まあ難しすぎても飽きてしまうかもしれないが、そうなったらそうなったでそのときである。
本体のサイズは118(幅)×146(高さ)×27(厚さ)ミリ、重さは約25グラム。手に持った感じでは、大きからず小さからず絶妙なサイズだ。これなら外出時にカバンにサッと気軽に入れられる。デザインはシンプルで、オシャレなインテリアにも溶け込む感じだ。超撥水加工が施された盤面も真っ白な色で、まるで陶器のようにも見える。さすが水を扱う機器ということで、全体的に清潔感が感じられる。
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