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コンパクト&スリムが合い言葉? ビクターが縦型Everioを参考展示CEATEC JAPAN 2008

» 2008年09月30日 15時51分 公開
[渡邊宏,ITmedia]

 日本ビクターのコンシューマ向け製品のブランドとしては「Everio」(ビデオカメラ)や「EXE」(薄型テレビ)、「alneo」(ポータブルオーディオプレーヤー)などが知られているが、CEATEC JAPANの同社ブースに参考展示されているビデオカメラと液晶テレビは、そろってコンパクト&スリムが合い言葉のようだ。

photophoto 「Everio」の参考展示
photophoto グリップタイプは現行のEverioにはないスタイル

 Everioの参考展示はビデオカメラを手掛ける各社が模索し続ける課題、「脱イベントカメラ」に対しての同社からの答えと言えそう。従来通りの横型とグリップタイプの縦型の2種類が展示されているが、いずれも片手で軽々と持ち運べそうなサイズとなっている。

 あくまでも参考展示のためスペックは未定だが、筐体には「HD MEMERY CAMERA」「AVCHD」の文字が見えるため、記録メディアにメモリを利用したAVCHDビデオカメラをイメージしているようだ。また、「POWER/CHAREG」といった文字も見え、充電機能を本体に内蔵するようにも想像できる。

 「ビデオカメラとしての性能に妥協せず、なおかつ、カメラがデジタル化されて1家に1台から1人に1台になったよう、気軽にカバンへ放り込んで持ち運んでもらえる製品を目指したい」(同社)

photophoto 横型タイプの参考展示品を使った撮影デモ

 液晶テレビの参考展示は、本体の薄型化を進めチューナーユニットを外付けにしたほか、スピーカーユニットまでもセパレート化したもの。3本のポールで、ディスプレイとチューナー、スピーカーがバラバラの状態で固定されているのはなかなかにインパクトがある。

photo 「New Style Slim LCD」と名付けられた展示

 ディスプレイのサイズは42V型で、厚さは42ミリ。展示状態ではディスプレイ/チューナー/スピーカー間は有線接続されているが、展示の反応次第では無線化も検討したいという。

photophoto そのほかのブース展示。米国市場で販売されているiPod対応テレビ(写真=左)、「Display 2008」でも展示していた2D/3Dリアルタイム変換システムは1080pまでの変換に対応する強化が行われた(写真=右)

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