忙しい毎日の中、自分で料理を作るのはなかなか面倒くさいものだが、最近になって料理の手間を省いてくれそうなグッズを発見した。「ビタントニオ デジタルメジャーカップ」(VMC-10)である。
デジタルキッチンスケールと、キッチンボウル代わりにもなる大型計量カップを一体化したもので、計量カップで直接重さを量ることができる。しかも固体と液体で表示を切り替られるほか(グラム、ミリリットルなど)、継ぎ足し計測に便利な「風袋(ふうたい)引き機能」(計り売りなどで、商品そのものではないトレーや外装の重量を差し引くこと)も搭載している。風袋引き機能は複数の食材を混ぜて作る際にかなり便利そうだったので即決してしまった。
価格はAmazon.co.jpで税込・送料別で3140円。安い計量カップとキッチンスケールをそれぞれ買うよりも高いが、2つが組み合わさっている点に価値があるので、この値段はまあまあ納得できる。
カップ部分は半透明で、重量を測る本体はホワイト、レッド、グリーンと3種類あるが、今回はホワイトを選んだ。全体的にシンプルですっきりとした良いデザインだと思う。
サイズは220(幅)×130(奥行き)×145(高さ)ミリ、質量は約320グラム(電池別)。付属のカップは上に持ち上げれば簡単に取り外すことができる。このカップで計量できるのは、5カップまたは1000ミリリットルまでだ。
本体のハンドルの付け根部分に小型の液晶ディスプレイが搭載されており、ここに計量結果を表示する。3つの操作ボタンもハンドルに付いているので、手元で握ったままボタンを押せる。小型ディスプレイも見やすい位置にあり、使い勝手はかなりいい。なお、オン/オフボタンを3秒以上押せば電源が切れるが、同じ表示が約5分30秒続いた場合にも自動的に電源が切れるようになっている。
電源はコイン型リチウム電池(CR2032)が2個で、ハンドルの裏がバッテリーボックスになっている。この部分は水もかかりにくい位置なので安心だ。ボタン、ディスプレイ、電池ボックスそれぞれの配置についてはよく考えられていると思う。
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