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B-CASカードの不正視聴、被告2人に損害賠償全額支払いの判決

» 2013年07月09日 21時12分 公開
[ITmedia]

 WOWOW、スター・チャンネル、スカパーJSATの3社は、B-CASカードの不正視聴に係る民事訴訟の第一審判決について7月9日に発表した。2人の被告に対する損害賠償請求が認められ、全額(計339万6529円)の支払いが言い渡された。

 有料放送事業者3社は、有料放送を無料で視聴できるよう不正に改ざんしたB-CASカードを第三者に譲渡したなどの行為について、不正競争防止法違反等の罪で有罪判決が確定した2名に損害賠償の支払いを求める民事訴訟を5月9日に東京地方裁判所へ提起していた。訴訟内容は、不正競争防止法違反および不法行為に基づく339万6529円の損害賠償請求。第一審判決では、44歳男性に対して損害請求額全額(177万2181円)の支払い、37歳男性に対して損害請求額全額(162万4348円)の支払いが言い渡された。

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