NTTドコモが5月14日に発表した「TV BOX」は、iPhoneのようにテレビチューナーを搭載していない端末のユーザーには最適なアクセサリーになるかもしれない。発表会のタッチ&トライコーナーで触ることができたのでリポートしよう。
既報の通り、「TV BOX」には主に4つの機能がある。
「TV BOX」は3560mAhのバッテリーを内蔵し、外出先でiPhoneなどを充電するモバイルバッテリーとして利用できる。iPhone 5sの場合、1.5回ほど満充電にできる。
「TV BOX」にドコモUIMカードを挿せば、LTE(Xi)のモバイルWi-Fiルーターとして活用できる。スマートフォンやタブレット、ゲーム機など最大8台を同時にインターネットに接続可能だ。
「TV BOX」をHDMIケーブルでPCディスプレイなどに接続すれば、Android 4.1が動くスマートテレビとして利用できる。Youtubeなどのプリインストールアプリはもちろん、GooglePlayストアにも対応しているため、好みのアプリをダウンロード。ドコモの動画配信サービス「dビデオ」や「dアニメストア」も視聴できる(別途契約が必要)。
本体のUSB端子にマウスを接続して操作できるほか、前述の専用アプリ「TV BOX」のメニューから「TV BOXリモコン」を選択するとiPhoneやAndroidスマートフォンがタッチパッドリモコンに早変わり。
TV BOXは、後述のLTE(Xi)に加え、Wi-FiのAP/クライアントのどちらでも使えるため、ドコモのUSMカードを入れない場合でも自宅の無線LANに加えてインターネットに接続することは可能だ。ただし、この場合はNOTTVは視聴できない(NOTTVはドコモ回線契約とNOTTV契約が必要)。
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