タカラトミーアーツの「ソニックアワー」に、どこにでも持ち歩いてビールの泡をたてられるポータブルタイプが登場する。
昨年春に発売された初代「ソニックアワー」は、トレイ状の本体にグラスやジョッキを載せ、下から超音波を発生して泡を立てるスタイルだった。その製品コンセプトは高く評価されたものの、トレイ部に水をはる手間や価格の高さもあり、先に登場した「ビールアワー」などに販売数では水をあけられていたという。
「ソニックアワーは、お子さんが父の日などに贈るケースも多いのですが、プレゼントの相場は3000円以下。3990円のソニックアワーは少し高かったようです」(同社担当者)。
そこで今回は、ビールのグラスやジョッキに横から超音波をあてる方法として“水はり”を省略。電源となる乾電池も従来機の6本から3本に減らし(いずれも単3形乾電池)、持ち歩けるサイズにした。
使い方は簡単。泡の少ないビールグラスに横から「ソニックアワーポータブル」を押しあて、スイッチオン。ビールから細かい泡が発生しはじめ、すぐにグラスの縁から盛り上がるほどになった。時間は10秒もかからない。
また人感センサーを備えており、超音波発生部に人の肌が触れていると電源が入らない仕組みになっている。稼働状況は上面のLEDランプで確認できる。
「ソニックアワー ポータブル」は2015年3月に発売予定。価格は2900円(税別)と3000円以下に抑え、来年の父の日需要を狙う。
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