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コウォン、DSDなどハイレゾ再生対応の新型ポータブルプレーヤー「PLENUE M」を6月12日に発売デュアルコアCPUで高速動作

» 2015年05月15日 14時45分 公開
[田中宏昌ITmedia]

 コウォンジャパンは5月15日、DSDやFLAC/WAVといったハイレゾファイルの再生に対応した新型ポータブルプレーヤー「PLENUE M」(PM-64G-SL)を発表した。発売は6月12日で、直販価格は8万9800円。ボディカラーはシルバーで、64Gバイトのメモリを内蔵する。

タッチ操作に対応した3.7型AMOLEDディスプレイを採用する「PLENUE M」(PM-64G-SL)

 PLENUE Mは、CPUにデュアルコアのCortex A9(1.2GHz)を搭載し、DACにTIバーブラウンの「PCM1795」を採用する。これにより、DXD/DFF/DSF/FLAC/WAV/AIFF/ALAC(Apple Lossless)/APE/MP3/WMA/OGG/WV/TTA/DCFといったフォーマットの再生に対応するほか、PCMデータは192kHz/24bitまでのネイティブ再生が可能だ。384kHzまでのDXDやFLAC/WAVの再生もできるが、1/2にダウンサンプリングしながらの再生(DSDはPCM 176.4kHz/24bitに変換)となる。

 480×800ピクセル表示に対応したタッチ操作対応の3.7型AMOLEDディスプレイを採用し、ボディに高強度のアルミニウム(前面を除く)を使っている。本体右側面に音量調節や再生/停止、早送り/早戻しといったボタンを備える。

側面にハードウェアボタンを装備する

 出力端子はステレオミニのヘッドフォン/光デジタルを装備。ヘッドフォン出力は2Vrmsで、出力インピーダンスは3オーム。音量は0.5デシベル単位で140段階の細かな設定が行える。

 内蔵メモリは64Gバイトで、底面にあるmicroSDXCカードスロットに128Gバイトのカードを追加することにより、最大192Gバイトまで拡張可能だ。

 音質補正/調節には、JetEffet 7とBBE+を採用するほか、10バンドのイコライザーやBBE+、Reverb、Chorusなどを調節できるユーザープリセットと50種類のリファレンスプリセットを用意している。

 外形寸法は64.5(幅)×116.4(奥行き)×13.4(高さ)ミリで、重量は約170グラム。容量3000mAhのリチウムポリマーバッテリーを内蔵しており、再生時間は約10時間、充電時間はUSBアダプタ(5ボルト/2アンペア以上)利用時で約4時間となっている。

背面はヘアライン加工が施されている

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