健康のため塩分はできるだけ控えようとは思っているものの、つい味の濃いものを頼んでしまう。そんな自分をなんとかしようと思い、塩分計を買ってみることにした。こまめに塩分濃度を測定することで、塩分の摂り過ぎを防ごうという作戦だ。
ネットでいろいろと探してみたところ、キッチングッズやヘルスケア製品などで知られるドリテックがデジタル塩分計「EN-901」を発売したのを知った。塩分計というとアナログのものが多いが、デジタルのほうが数字を確かめやすいので個人的には好みだ。
価格はAmazon.co.jpで3380円。ドリテックのデジタル式ではない従来モデル(EN-900)の価格が1800〜1900円くらいなので、それに比べると少し高いが、これくらいの価格差なら納得できる。
EN-901のサイズは190(縦)×27(横)×14(厚さ)mm、重量が約27g。形は体温計にそっくりで、ボタンは1つのみ。カラーはホワイトで、汚れが付着したときも分かりやすい。また持ち手側にはフックが付いているので、ここにストラップを通しておけば料理をするときなどに首に下げておくのもいいだろう。
電池はリチウム電池(CR2032)が1個で、1日15回の使用で約1年保つという。測定方法は、塩分が増加すると電気電導度が増える関係を利用して測定する「電導度測定方式」を採用している。測定範囲は0.3〜1.5%で、測定精度は気温が5〜45度のとき±0.2%。測定する対象の温度の範囲は0〜90度、センサーの耐熱温度は100度となっている。日常の測定では十分なスペックだ。
測定方法は、測定対象のスープや味噌汁をよくかき混ぜてから、EN-901の電源ボタンを押してスタンバイ状態にした上で、先端のセンサーをスープや味噌汁に完全に浸かるまで入れる。そのまま再度、電源ボタンを押すと測定を開始する。測定までの時間はボタンを押してから約1秒後で、ほとんど待つ必要がない。
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