検索
特集

夏の水辺はコレで撮る――今夏の防水デジカメ徹底チェック(前編)(2/3 ページ)

今年も各社から防水デジカメが発売された。「防水」といっても意外と機種によって性格が違うもの。さて、どの機種がよいのだろうか。チェックしてみた。

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

海を背景にポートレート

 防水デジカメといえば、ビーチ。ビーチといえば水着、というわけで、ビーチで水着撮影である。

 ただし、天気が悪かった。1週間ほど悪天候が続いた時期に撮影がはいったため、雨こそ降らないものの、結構曇っており、ビーチモードの鮮やかさ、晴天の青さや肌のきれいな発色は望めないのでご容赦を。逆に、こういうシーンの方が各カメラの個性が出やすい。

 まずは、海を背景にポートレート写真。

 基本的にフォーカスは顔検出。撮影モードは「シーン自動認識オート」を使用した。今回の5モデルはすべて、シーン自動認識オート機能を持っている(あるいはフルオートがシーン自動認識)なのでそれで撮影した。

 ビーチに遊びに行って気軽に撮るのに、いちいち細かい設定はしてらんないっ、というノリで。

 そうしたら晴天下に比べて各機種の差が結構出たのに驚いた。フラッシュはそれぞれの「オート」に任せたところ、多くのモデルで「逆光のポートレート」と判断されて自動発光した。オートモードでフラッシュの発光が調整できるモデルについては両方で撮影している

μTOUGH-6000


オートで逆光と判断されてフラッシュがオンに。だが、発光量はかなり抑えられ、フラッシュを感じさせないナチュラルな写りだ。やや赤みが強いが、人物だと判断して肌色重視の色づくりにしてるのだろう。なおフルオート時はフラッシュの発光もオートのみになる

DMC-FT1


フラッシュは発光しなかった。だから曇天っぽいちょっと寒そうな写りになったが、顔はちゃんと明るく補正されていて逆光歩差は軽減されている。露出をうまく顔に合わせた格好だ。

フラッシュを強制発光してみた。ちょっと光量が強く、背景がアンダー気味になったのは残念

PowerShot D10


オートで逆光と判断されてフラッシュがオンになった。曇天下では非常にナチュラルな写りでフラッシュと背景のバランスもいい

フラッシュをオフにしてポートレート撮影。ISO100となった。ちょっと顔が暗いがナチュラルな写りだ

FinePix Z33WP


シーン自動認識である「SR AUTO」モードで撮影。フラッシュは自動発光し、自動的にポートレートモードになったのはいいが、かなり青白くなってしまった。残念

撮影モードは「SR AUTO」だがフラッシュは構成オフ。色はナチュラル。これでもうちょっと顔が明るく撮れるとよかったかも

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る