野村ケンジのぶらんにゅ〜AV Review
「TripleFi 10」とはキャラが違う? クアッドBA搭載の新フラグシップ「UE900」(1/2 ページ)
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Ultimate Earsの新“フラッグシップ”カナル型イヤフォン「UE900」が、いよいよ日本でも販売スタートとなった。さっそく試聴機を借用することができたので、詳細についてレビューをしよう。
「UE900」は、名機と呼ばれる「TripleFi 10」の後継モデルで、4基のBA(バランスド・アーマチュア)ドライバーを搭載するカナル型イヤフォン。皆さんご承知のとおり、4基ものBAドライバーを搭載したモデルは、プロ仕様のカスタムイヤーモニター(耳型を採る専用品)ならまだしも、ユニバーサルモデルとしてはあまり登場しておらず(Weston「4R」やソニー「XBA-40」などわずかにあるだけ)、当然 Ultimate Earsとしても初のラインアップとなる。ドライバー数を増やし、はたしてサウンドはどうグレードアップしたのか。気になるところだ。ちなみに、搭載されているBAドライバーは、低音に2基、中音に1基、高音に1基という構成なので、詳細にいえば3Way4ドライバーと呼ばれるシステムとなっている。
MMCXコネクターを採用
「TripleFi 10」と比較すると、ドライバー数だけでなくデザインも大きく変更された。内側が透けて見えるクリアブルーのボディシェルは、円すい型のデザインを採用。その底面に置かれたUEロゴ付きプレートの意匠も含め、同社カスタムイヤーモニターをイメージさせるデザインとなっている。ややしゃれたスタイルのカスタムイヤー、といった印象だ。一方、「ブタッ鼻」の愛称で親しまれていた出口まで帯域ごとにホースが分けられていたシステムは改められ、ドライバーの前半部分を納めるインナーカップのようなものが採用されていたり、イヤーピース側のノズル部分もサブチャンバー的な存在が確認できるなど、音質のためだろう、かなり複雑な構造となっている。
着脱可能なケーブルは、「TripleFi 10」が独自コネクターだったのに対し、「UE900」では新たにMMCXコネクターを採用。アフターマーケットのケーブルが幅広く活用できそうなのはうれしいかぎりだ。
とはいえ、純正ケーブルもなかなかに使い心地がよさそう。細かく編み上げられたケーブル部は、かなり柔らかめで取り回しがしやすいし、標準タイプに加えて、iPhone/iPod用マイクリモコン付きケーブルも同梱(どうこん)されているのはありがたい。ちなみに、標準ケーブルがブラックなのに対して、リモコン付きはブルーとなっていて、ひと目で見分けがつくようになっている。
カスタムイヤーモニターに近い形状による恩恵か、装着感もなかなかにいい。先代と同じく耳掛けタイプ(のケーブル)なので、最初は多少戸惑うかもしれないが、すぐに慣れてしまうはずだ。とくに耳穴からほとんど飛び出さないという点は、「TripleFi 10」からの大きな進歩といえる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
野村ケンジのぶらんにゅ~AV Review
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
スマート給餌器で38時間の障害、ペットがご飯食べられず 飼い主の苦情殺到 「旅行中なのに」「猫が死んじゃう」
-
2
Slack、AIとチームで協働する「Slack Code」を発表 ClaudeやDevinを専用チャネルで操作
-
3
楽天、“攻撃型ドローン”関連報道に「事実と相違ない」 国内販売窓口として導入支援
-
4
楽天、“攻撃型ドローン”報道で問い合わせフォーム設置 ただし「返信はしない」
-
5
コードが書けない筆者が愛車用にアプリを2本自作 「AI製アプリで起業」の夢膨らむも、見えた有料化の壁
-
6
大阪万博の関係者情報が漏えいか 再委託先のMicrosoft 365アカウントに不正アクセス
-
7
不正アクセスで一部停止中のNTT西子会社レンタルサーバ、復旧見通しを公表 調査完了は8月末見込み
-
8
終了発表の縦読み漫画「comico」――元重課金ユーザーが振り返る「いつしか開かなくなった」理由
-
9
Googleのオープンモデル「Gemma」、累計10億ダウンロード超 GitHubに公式ディレクトリ公開
-
10
さくら、別のシステムでも不正アクセスか 会員情報136万アカウントが漏えいの可能性 調査で判明
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR