ドコモ、一部のユーザー情報をGoogleに無断送信 1万6000件でRCSの同意画面出ず

 NTTドコモは10月4日、店頭でMNP新規契約をした一部のユーザーについて、RCSに関する重要事項説明と第三者提供の同意取得をしないまま、RCS(リッチコミュニケーションサービス)を利用できる状態にしていたと発表した。対象は約1万6000件で、店頭手続きシステムの不備が原因。

問題の概要(ニュースリリースより)
RCS利用時にGoogleに提供する情報
ドコモのRCS解説ページより

 RCSは、電話番号を使って写真や動画、スタンプも送受信できるSMSの後継サービスで、ドコモは8月24日に対応。電話番号やIMSI(加入者識別ID)、送受信日時、送受信先の電話番号などの情報を、ユーザーの同意を得た上でGoogle Asia Pacificに送信する。

 今回、9月17日から25日にドコモショップ・量販店・一般販売店などの店頭でMNP新規契約をしたユーザーの一部・約1万6000件で、本来表示されるべき重要事項説明と、Google Asia Pacificへの第三者提供の同意確認画面が表示されなかった。

 このうち225件でRCSメッセージの送受信があり、ユーザーの電話番号など、送受信に関する情報をGoogle Asia Pacificへ送信していた。メッセージ本文は暗号化しており、Googleがメッセージの内容を閲覧することはないという。

 ドコモは対象ユーザーのRCS利用を9月30日午後8時から順次停止。10月4日から順次、個別に連絡している。RCSを利用したいユーザーは、「RCS利用拒否」を解除する必要がある。

 同社によるとRCSは、2026年9月末時点で、約126万人に利用されているという。

印刷する
SNSでシェア
SpecialPR

この記事の著者

関連記事

こんなメディアも見られています

ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。

メールマガジンを配信中
メールマガジンを配信中

国内外の業界動向、AIやクラウドなどの最新技術、キャリア情報など今知りたい情報をまとめてお届けします。

いますぐご登録

本日の新着記事

アクセスランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

ITmedia NEWS SNS

X @itmedia_newsをフォロー

インフォメーション

ITmediaNEWSをフォロー

あなたにおすすめの記事PR