ソニー、「SRS-X99」などLDAC対応ワイヤレススピーカーの上位モデル3機種を発表――ハイレゾ対応コンポも(3/3 ページ)
ソニーは、独自の広帯域コーデック「LDAC」に対応したワイヤレススピーカーとハイレゾ対応ステレオコンポを発表した。1月の「2015 International CES」で披露したもの。
LDACに対応したハイレゾ対応コンポ――「CMT-SX7」
「CMT-SX7」は、CDプレイヤー付きのセンターユニットにステレオスピーカーを組み合わせたコンポだ。スピーカー付きのセットステレオでハイレゾ再生に対応した製品は同社初。「これまで手軽なセットステレオと『MAP-S1』などハイレゾ対応コンポーネントの間に位置する製品がなかった」(ソニー)。
ハイレゾ音源は、最大192kHz/24bitのPCM音源とDSD 2.8MHz(PCM変換)を再生可能。内蔵アンプはS-Master HXで、総合出力は100ワットとなっている。
同時発表のワイヤレススピーカー3製品と同様、BluetoothはLDACをサポート。またIEEE 802.11a/b/g/n準拠の無線LANを内蔵し、DLNAやAirPlayといったネットワークオーディオ機能を活用できる。新たに「SongPal Link」と「Google Cast」に対応したため、複数の対応スピーカーを使ったマルチルーム再生や、さまざまなミュージックサービスを楽しめる。
入出力端子は、USB-A(USBメモリやウォークマン、iOSデバイス用)、PC接続用のUSB-B(背面)、アナログ入力(RCA)、光デジタル入力。また同社のセットステレオでは初めてスクリュータイプのスピーカー端子を採用しており、スピーカーのアップグレードも可能だ。本体の外形寸法は、225(幅)×115(高さ)×263(奥行き)ミリ、重量は約2.7キログラム。
付属のスピーカーは、100ミリ径コーン型ウーファーと19ミリ径ツィーターの2Wayバスレフ型。側面は回折による音へ影響を軽減するため、バッフル面の左右を45度にカットした。サイズは1本あたり145(幅)×245(高さ)×225(奥行き)ミリ。重量は約3.5キログラム。
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